ネパリ・バザーロって?

Q.ネパリ・バザーロの始まりは?

A.ネパリ・バザーロの母体となるNGOベルダレルネーヨの活動が1991年に始まった時に目指していたのは、子どもたちの明日を考えての学校作りへの取り組みでした。ストリートチルドレンを引き取り家族のように世話する方に出会い、協力も始めました。こうした活動の資金作りの狙いもあって平行して輸入の真似事を始めたのがネパリ・バザーロのきっかけです。

Q.なぜフェアトレードが活動の主体になってきたの?

A.学校は政府や各国からの支援でかなり作られるようになってきましたが、学校があっても就学できない子、1、2年でやめて労働に従事する子がいるなど、問題が他にあり、それには親の経済状態が大きく関係していることが分かってきました。貧困問題を改善していくには一時的な支援金ではなく、継続的な仕事の場があり、自分自身の努力と技術で収入を得る力をつけていくことが重要です。

Q.ネパールではどんな活動をしているの?

A.スタッフは年間延べ6〜7回ネパールを訪れ、商品の仕入れ注文だけでなく、企画開発、改良箇所の討議、日本での反応の報告、生産者の訪問調査などをしています。数日かけて徒歩で村を訪問することもあります。また、支援先の子どもたちのホームを訪問したり、その他の児童施設の訪問、職業訓練の実態調査などもしています。

Q.日本に来た商品はどこで売られているの?

A.自主企画のイベントや、国際協力関連のイベントで販売したり、賛同してくださった日本各地のお店に卸しています。98年2月からは直営店も開かれました。この通信販売によって、より多くの方々の手に届くことを願っています。


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