ネパリのスパイスを使った食品たち


ペッパーソルト 天草の海から採れた自然塩とネパールの黒胡椒との美味しく安全なハーモニー

(有)ソルト・ファーム塩工房
〒860-0028
熊本市中唐人町29コアマンション1F
TEL&FAX: 096-355-4140

 塩はなくてはならないもの。でも本物の塩を知る人は案外少ないものです。イルカの群れが沖を泳ぐ天草の澄んだきれいな海。その海水を釜で炊く方法と天日で乾かす方法で昔ながらの塩づくりを受け継いでいるのがソルト・ファームです。5、6世紀頃に広がった土器式製塩法が伝わっていたという天草で塩作りを復活させました。その塩にネパリ・バザーロの胡椒を混ぜたペッパーソルトも作っています。お料理の味をぐんと引き立てると好評です。
 工場長の福田健二さんは漁師でした。天草に生まれ、海に暮らし、海に守られてきました。いつまでも良い塩ができるよう、イルカが棲み続けられるように海を守らねばと思っています。「海を守ることは山を守ること。自然の残る天草でこの財産を守りたい」と潮風でやけた精悍なお顔できっぱりと言われました。夏は釜を炊くと70度にもなる製塩所で、三日間かけて海水を煮詰めます。地獄の釜のような暑さです。できあがった塩からていねいに不純物を取り除くのは、妻のはつねさん。どこまでも手作業です。機械で大掛かりに塩を作ると甘さを含む深い味の塩は生まれないそうです。文字通り手塩にかけて大事に作られた塩を頂けるのはなんと有難いことでしょう。
 ソルト・ファームが目指しているのは「甘い塩」です。ただ辛いだけの塩ではなく、豊かな滋味を感じさせる甘さを大切にしています。口に含み、その深くまろやかな味に驚きました。
代表の小出史さんは放送局のアナウンサー時代にこの塩に出会い惚れこみました。退職して熊本市内で「塩工房」というショップを開くと共に、販売と講演に各地を飛び回ります。食の安全を守る作り手の想い、古代から与えられてきた自然の大きな恵みと大切さを伝えていこうとしています。
 異業種交流の女性団体代表も務める小出さんは出会いを大切にします。フェアトレードとも必然的に出会いました。ネパールも巻き込んでもっともっと女性たちの輪を広げようとアイデアを温めているようです。


カレーパン「たりとっとパン」 厳選した素材で手間と時間をかけて作り、笑顔とともに手渡しします。

有機野菜の宅配、小売、加工
地産倶楽部

〒861-0136
熊本県鹿本郡植木町岩野795-1
TEL&FAX: 096-273-0394
お申込み
直接、「地産倶楽部」へ
商品名:野菜カレーたりとっと・スタンダード、
     マイルド、キッズの3種類
価格: 200g260円(税込)、400g500円(税込)
送料: 地域別。詳細はお問合せください。

 八百屋を夫と共に経営している角田真智子さんは、4年前、知り合いから依頼されて有機野菜の宅配会社を引継ぎました。有機野菜の良さをもっと多くの人に知って欲しいという思いと、残った野菜の有効利用として加工食品の製造を2003年から始めました。それがネパリ・バザーロのスパイスを中心に20種近い野菜を丸ごと煮込んでルウにした「たりとっと」です。製品名は熊本の方言で「足りていますか?」という意味です。不足しがちな野菜やビタミンが充分に入ったそのベースに、更に野菜とひき肉を加えて具を作り、国産小麦のパン生地で包んだカレーパンを最近売り出したところ大好評。お客様に揚げたてを食べていただこうと、直接販売とバザーでの出店販売しか今のところしていないそうです。どんなに食べたくても、熊本に行かないとだめなのです。味見をさせて頂くともうたまらない味、くせになる味。帰ってからも食べる手立てはないかと思っていると、「今は全国どこでも何でも手に入るけれど、そこに行かなくては手に入らないというものがあってもいいんじゃない?」と、角田さんにいたずらっぽい笑顔ではっきりと言われました。これほどこだわって作ったものを作り手の笑顔とともに手渡しで販売するのですから、食べることができる地元の人はなんと幸せでしょう。原料を厳選して丁寧に調理し、誠実に販売する角田さんから「信頼できる人の口コミをたどったらネパリのスパイスに出会ったのよ」と伺い、とても光栄に思いました。カレーパンは残念ながら地元販売のみですが、カレーベース「たりとっと」は発送します。お好きな具を加えて召し上がってください。

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