フェアトレードのお店紹介 東京編

"for our smile worla” ぐらするーつ池袋店

店長:鈴木真奈美
〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-1-3
サンシャインシティワールドインポートマート5F舶来横丁内
Tel&Fax:03-3987-8482  

 ぐらするーつは、草の根貿易(フェアトレード)の輪を広げることを目的に、NGOと有志の共同出資でできました。お店を始めて、9年が経ちます。「ぐらするーつ」という名前は、「草の根」という意味から名づけられました。アジア、アフリカ、中南米の生産者の暮らしや文化、環境を尊重し、生産者も消費者もみんなが幸せになれる「笑顔の貿易=フェアトレード」のお店で、池袋と渋谷の2店舗があります。インドやネパールなど5カ国の生産者の作った商品の卸もしています。お店では70団体以上の商品を扱っており、それぞれの商品にまつわるストーリーやメッセージが心を込めて紹介されています。定期的にテーマを決めて商品を紹介するフェアーも行われ、いつも活気にあふれています。毎回人気を集める、藍染めやヘンプ編みのワークショップでは、お客様に体験していただきながら自分たちのメッセージや想いを伝えています。
「新しい商品がお店に届くのはいつも楽しみです。どこの国の人が作ったのか、どんな想いが込められているのか、想像するとそれぞれの商品が本当にいとおしくなります。私たちはイベントで出会う人とのつながりも大切に感じています。フェアトレードはみんなが幸せになるために、とても有効な方法。これからも様々なストーリーのつまったフェアトレードの商品を通じて、多くの人に想いを伝えていきたい」と店長の鈴木真奈美さん。今後は全国の小売店をつなぐネットワークの役割もできればと考えています。ぐらするーつ渋谷店にもぜひ足を運んでみてください!


フェアトレード&エコロジー&ミュージック 地球雑貨 ふろむあ〜す

代表:藤田康祐樹 店長:藤田悦子
〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-13-11
Tel&Fax:03-3414-3545  

 三軒茶屋駅から徒歩数分の、エコー仲見世商店街の一角に「ふろむあ〜す」はあります。フェアトレード&エコロジーをテーマに、生産者の顔の見える商品を販売するお店として1999年にオープンしてから、昨年の11月に5周年を迎えました。地球上で起こる様々な問題、特に南アフリカのアパルトヘイト問題を知り、何とかしたいという想いをずっと持ち続けていた時にフェアトレードを知りました。フェアトレードに関わることによって、様々な国の人々の役に立つことができ、そうした問題に関わっていけると考え、お店を始めました。店内には天然素材の洋服、雑貨、オーガニック食品をはじめ、地球の温もりを感じられるような音楽、ディジュリドゥなどの珍しい楽器も充実しています。
 お店は、小学生から80代のお年寄りまで、多くのお客様でにぎわいます。「お店は、お客様と作っていくもの。お客様のリクエストで置いた商品もたくさんあります」と藤田さん。それぞれの商品にまつわるストーリーなどを積極的に伝え、お客様にはフェアトレード商品のお買い物をきっかけにして、世界の様々な問題に目を向けてもらえたらと願っています。布ナプキン作り、料理教室、楽器のワークショップなども積極的に行いながら、地球にやさしい生活を提案するお店、「ふろむあ〜す」。ここは世界への窓口です。今後も、この素敵な空間からフェアトレード商品を通じて、たくさんのエネルギーと平和へのメッセージが発信されていくことでしょう。


心も体も元気になれるお店 あしたば

代表:田中正志、田中千枝子
〒194-0041 東京都町田市玉川学園2-1-32
Tel:042-729-5015 Fax:042-729-5026 

 小田急線「玉川学園駅前」から徒歩5分。閑静な住宅街の中にあり、1978年の創業以来、こだわりの自然食品、無農薬栽培野菜の販売をしています。「明日葉」という店名は、今日摘み取っても明日には葉が出るという想いをこめて名づけられました。お店をオープンしたのは1982年。当時は今と比べて、自然食品を扱うお店はほとんどなく、自然食品店の草分け的存在です。
 若いときに自分は何をしたいのか、ずっと疑問を持っていた田中正志さん。色々なことを経験し考えた末、当時はまだめずらしい有機栽培農業にたずさわり始めました。形や見た目は悪くても、自然農法で栽培された野菜を多くの人に食べてもらいたいという想いから、野菜を車に積み各地で売っていました。しかし何かをする時の拠点としてお店を持ちたいと思い、「明日葉」が誕生しました。「選択肢の中のひとつとして有機栽培野菜など、本当に身体によいものを提案していきたい。でもこだわりを持ちすぎて、心がきゅうくつになってはだめ。楽しみながら取り入れることが大切ですね。ネパリ・バザーロとおつきあいを始めたのは9年近く前で、きっかけはヘナでした。1年前にお店が移転して広くなってからフェアトレードの商品も扱い始めました。フェアトレードにはとても共感しています。商品を通じて自分の生活を見直したり、世界の状況を考えるきっかけになればと思います」と田中夫妻。リニューアルしたばかりの明るく活気のある店内には、自然食品や無農薬で栽培された新鮮な野菜、そしてフェアトレードの衣類や雑貨が充実しています。千枝子さんお手製のリースなども飾られ、とても温かい雰囲気です。ニュースレター「明日葉便り」を通じて自分たちの想いを伝えたり、料理教室やミニコンサートを開催するなど、魅力あふれるお店作りをしています。フェアトレードの商品も選べる、素敵な自然食品店「明日葉」へぜひ行ってみてください。


人に優しいライフスタイルを提案 Earth Juice

代表:住田綾
〒185-0012 東京都国分寺市本町4-13-12-1F
Tel&Fax:042-321-3214  

 国分寺駅から5分ほど歩くと、“Earth Juice”と書かれた素敵な看板が見えてきます。おしゃれな外観の店内には、手織りや草木染めの洋服、ベビー服、雑貨、ナチュラルコスメなどが充実しています。カウンター横には、コーヒー、紅茶、スパイスなどのオーガニック食品。アジア、アフリカ、南米約20カ国からのフェアトレード商品が並びます。店内のジュース・バーでは、定番のきなこバナナジュース、無農薬フェアトレードコーヒーや紅茶、季節のドリンクがテイクアウトで楽しめます。晴れた日には、外のテラスでの飲食も楽しめます。
お店をオープンすることになったのは、三姉妹が意気投合したことがきっかけでした。お店の内装などからメニューに至るまで、それぞれのアイディアを出し合いながら手作りしました。次女で代表の住田さんは、海外の大学で美術を学んでいた時、様々な国から集まった留学生と親しくなりました。それぞれの国の状況を聞いたり、アジアや南米などの訪れた先で、世界のアンバランスな状況を肌で感じました。日本に帰国してからも、何かできないかと考えていたときに出会ったのがフェアトレードでした。「気持ち良く、楽しく、無理なく続けられること。その方法のひとつがフェアトレードだと思うから、もっと多くの人に伝えていきたい。今後はお店を充実させながら、いつかは自分で商品開発も行っていきたい」と熱く夢を語る住田さん。様々な国々のフェアトレード商品を楽しみに、アースジュースを味わいに、あなたもぜひ訪れてみませんか?

戻り