サラダさんのコットンクラフト
 


 コットンクラフトは、ネパール人女性サラダ・ラジカルニカルさんが1993年に始めた木綿やヘンプ(麻)の小物を作る工房です。就業の機 会の少ない女性たちに職場を作りたいと、自宅の庭に作業場を作りました。丁寧な仕事ぶりが認められて、少しずつ販路が広がり、働く女性 も一人また一人と増えました。政府や民間の職業訓練センターで縫製の技術を身につけ、職場を求めている女性はたくさんいます。コット ンクラフトで働くことになった女性たちは、きびきびと丁寧に仕事をこなしています。彼女たちに仕事を教える傍ら、サラダさんは営業にも 力を入れています。決められた製品を作っていくことはむしろ簡単で、一番難しいのは長く注文をしてもらえる新製品を開発したり、マー ケットを見つけることだからです。

戻り