手織り綿シャツの生産者 マハグティ

マハグティは、ネパールのフェアトレード団体の一つで、1984年に設立されました。マハトマ・ガンディーの思想のもと、厳しい状況にあ る女性たちの自立のために糸紡ぎと機織りの技術指導を行ってきました。
手織りシャツを作るにも、糸を染め、布を手織りし、木版で模様を型押しし、ようやく裁断して縫い上げるという、さまざまな行程を経ています。

デザインを担当するのはスミットラさんという24歳の女性です。日本から持参した新しいデザインの提案に対し、パターンを検討し、ふさ わしい布地を探し、コストを調整し、製品化して行きます。こうした行程も、生産者の技術や仕上げに対する意識の向上につながります。 就職の難しいネパールで服飾デザイナーの職に就けたことを喜び、誠実に仕事をこなすと共に、さらに技術を伸ばして仕事の幅を広げたいと意欲を燃やしています。

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