ネパールのこぼれ話
オーガニックコーヒーの茶屋
文・写真 土屋ひろみ


 ネパールの茶屋の定番といえばチヤ。
紅茶にミルクとお砂糖をたっぷり入れて作ったものをネパールではチヤと呼んでいます。
朝ごはんの定番はチヤと豆のカレーとロティという薄く焼いたパン。
おやつの定番はチヤとサモサ。
そんな伝統的な村の茶屋のメニューに、今回コーヒーが加わっていて驚きました。
さらにうれしいのは、オーガニックコーヒーだったんです。
それは、「ベルダ」でご紹介しているグルミのコーヒーでした。これには生産者も私たちも大喜び。
日本に輸出できない、少し品質の悪い豆を地域の村々に安く販売しているそうです。
首都のカトマンズから飛行機に乗り、さらに車で5時間走ったジョハン村で出会った
ヒマラヤンワールドコーヒーは、また格別な味でした。


ここがジョハン村の茶屋。オーガニックコーヒーに出会ったお店です。
早朝6時から営業しています。仕事の前に世間話をする場所となっているようです。




ここ、ジョハン村は、人口数百人ほどの小さな村です。
町へ行く人々が、途中、休憩に立ち寄ることも多い村です。


おやつの定番サモサを作っていました。
サクッと揚げた皮がおいしいスナックです。
中にスパイシーに味付けされたジャガイモが入っています。


ネパールで多く使われているタイプのキッチンです。
この場所からおいしいご飯が運ばれてきます。



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