愛知県のお店紹介

風の交差点 フェアトレードショップ
風”s(ふ〜ず)


明るいトークが魅力の土井ゆきこさん。

店主:土井ゆきこ
〒461-0016
愛知県名古屋市東区上竪杉町1 ウィルあいち
Tel/Fax: 052-962-5557
Open:10:00〜18:30(平日、土曜)、
10:00〜17:00(日曜)
定休:月曜(平日の祝日と月曜祝日の翌日)
huzu@huzu.jp
http://www.huzu.jp/

  名古屋市営地下鉄名城線市役所駅2番出口から徒歩約10分のところにある「愛知県女性センター ウィルあいち」1階にあります。各国のフェアトレード衣類や雑貨、環境に優しい商品、こだわりの食品、障がい者の方が作られた手作りの商品など、種類と量の多さも然ることながら、店主の土井ゆきこさんの軽快なトークに惹かれて、多くのお客様が足を運びます。レジでは、お金を頂くのも忘れるくらい、お客様と一緒に会話に夢中になるのも珍しくないそうです。フェアトレードのこと、戦争のこと、選挙のことなど、構えずに、ごく自然に話をしています。「自分が感動したことは伝えたい、共有したい、そういう想いでお店をしています。純粋に心を伝えたいという気持ちが元にあるから、ころころころころその心が動いて伝わって、玉突きみたいにぽんぽんぽんと心をはじいていって、初めて大事なことは伝わるんです」と、瞳をきらきらさせながら、楽しそうに語る土井さん。
 彼女がお店を始めたのは12年前。その頃は「フェアトレード」という言葉も知られていなかったそうです。「生涯現役で働きたい、できたら役に立つ仕事がしたいと漠然と思っていた時に、女性起業セミナーに参加し、そこで初めてフェアトレードを知って感動したのを覚えています。それは、遡ること10数年前に、東南アジアへ行ってバナナ農園やエビの工場を見てきた人の話を聞く機会があり、いつも自分が食べているものの背景に過酷な状況があったことを初めて知り、若き母親だった私が本当にびっくりしたことが起因です。その後、夫の働き方や自分の自立を考え、家庭の事情が変わっていく中で、お店をオープンするに至りました。多くの商品を扱っていますが、ネパリ・バザーロ(以下ネパリ)の衣類はとても着心地が良いので、お客様にも好評です」
 今ではフェアトレードショップの先駆的な存在として、常にメッセージを発信し続け、活動されている土井さんは、「地球上の一人一人の命が地球という生命体の細胞とすれば、一人一人が人として平和に生きることを望めば、それぞれの命の歌を歌うことが出来る」と願いつつ、企画を通じて人と人がつながっていく市民団体「GAIAの会」も起ち上げ、運営しています。


目指そう 元気な地球と平和な世界
フェアトレード&エコグッズショップ
まなかまな


柔らかな雰囲気からは想像できないほど、パワフルに幅広く活動されています。

店主:小久保紀子
〒487-0033 愛知県春日井市岩成台9-2-20
TEL:0568-95-1284  FAX:0568-91-9518
Open:10:00〜18:30
定休:水曜、第3火曜
manakamana@f.email.ne.jp

  JR高蔵寺駅からバスで約10分の閑静な住宅地に、色鮮やかなミティーラアート(注)が描かれた看板が目を引く「フェアトレード&エコグッズショップ まなかまな」はあります。店名の「まな」はネパール語で「想い」、「かまな」は「叶える」を意味しています。衣類やアクセサリーなど各国のフェアトレード商品、日常使えるエコロジー商品、ネパリのコーヒーやスパイスなどのオーガニック食品、自然塗料などの住宅関連商品など、店内に並ぶ商品は多岐に渡っています。
 店主の小久保紀子さんは、「国際相互理解を考える会」というNGOも起ち上げ、運営されています。お店の運営に加えて、ネパールの人々の支援活動、日本国内では国際理解教育のセミナーやワークショップの開催、ネパールへのスタディーツアーの企画、引率など多忙な日々を送っています。
 小久保さんは、会社勤務の頃に参加した「環境と経済」の講演会で、先進国が快適さ、便利さ、豊かさを追い求めた結果、環境破壊を促進したことを知り、自然と共生して生きてきた途上国の人たちを巻き添えにしてしまったことに胸を痛めました。環境NGO団体に籍を置き、何か自分にできることはないかと模索していた時にフェアトレードに出会い、自分のするべき仕事はこれだと直感したそうです。その後、現地の実状を知りたいとネパールを訪れたのですが、特に雨季の時期でもあったため、不衛生で、すぐに帰りたいと思われたそうです。そんな時、吐き気をもよおすようなゴミの山をあさっている人を見て、人間が人間でないような生活を強いられている現実を初めて目の当たりにし、フェアトレードに対する自分の気持が固まり、不動のものになったそうです。「ネパールに行くと、今まで当たり前だったことが当たり前でない姿を見るから、とてもショックです。しかし、そのような中でも懸命に生きている方々から勇気や元気をもらえるので、活動を続けることができています」と、力強くおっしゃる小久保さん。ネパールでの物作りの大変さもよくご存知で、その中で作られたネパリの商品には大変共感してくださっています。
(注)ネパール南部の平野部タライに住むマイティリ族に伝わる伝統的な絵。


使い手と作り手の出会いの場
フェアトレード&エコショップ
オゾン


店主の杉本皓子さんは、商品知識も豊富です。

店主:杉本皓子
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町40-6
Tel/Fax: 052-935-8738
Open:10:00〜19:00 
定休:水曜、第3火曜
ozone@cdic.jp
http://cdi.sakura.ne.jp/ozone/

  JR大曽根駅南改札出口から徒歩1分のところにある「フェアトレード&エコショップ オゾン」。店名は、地名の「大曽根」をアルファベット表記した「OZONE」と、「オゾン層」から名付けたそうです。自分の暮らす地域を大切にしながら、地球全体のことも考えていきたい、そんな願いが込められています。
 店内に入ると、一つひとつの商品が一斉にこちらを向くような気分になります。25カ国以上の国から届いたフェアトレードの衣類や雑貨、食品やエコ雑貨など、かなりの商品数なのですが、どの商品にも居場所があって、愛情が注がれているのがよく分かります。「私にとって、このお店は健康法。毎朝商品と会話をして、作った人のことを考えるのがとても楽しく、“もの”から元気をもらっています。ネパリのカタログは特に、生産者の情報や商品のことが詳しく書かれているので、いつも熟読しています」という店主の杉本皓子さん。「商品の生産者を知りたいと思うように、フェアトレード団体のスタッフにも興味があります。生産者がいて、生産者のパートナーであるフェアトレード団体がいて、通販や、小売店や、それを買うお客様がいて、その輪の中に自分が存在できるというのがうれしい」と語る杉本さん。
 フェアトレードを知ったのは、フィリピンがきっかけだったそうです。「30歳の時、フィリピンバナナの労働者の代表を日本に招請した名古屋集会に参加しました。労働者の代表は、『バナナの陰には、劣悪な労働環境があります。あなたはどう思いますか?』と皆に問いました。頼りない自分にも問いかけられていると感じ、何かしたいと思いました。その後フィリピンに行くようになり、想像以上の厳しい現実に直面しました。その後20年近いフィリピン往来の顔の見える交流を続け、世界観が持てるようになりました。いろいろな人生の流れを経て、7年前お店のオープンに辿りつきました」と、穏やかな笑顔の中にも、意志の強さを感じさせる杉本さん。ほっとできる居場所を探しに、オゾンに立ち寄ってみませんか。

ロハススタイルのカフェと雑貨
kogomi


店内に並ぶ食品や雑貨に引かれて、立ち寄りたくなります。

店主:森洋美 
〒468-0015
愛知県名古屋市天白区原2-3501
おがわビル1F
Tel/Fax:052-808-9810
Open:11:00〜20:00
定休:水曜

http://www.kogomi.net

 名古屋市営地下鉄鶴舞線原駅から3分ほど歩くと、店頭に緑が並ぶおしゃれな雰囲気のお店「kogomi」が見えてきます。「安全な食品をおいしく食べたい!安全な化粧品で、おしゃれも楽しみたい!素敵なものに囲まれて生活がしたい!」という、「自分にとって幸せなこと」が「健康にも環境にもいいこと」につながっていくことをコンセプトにしています。健康や環境に害のない、安全な食品や雑貨の中から、「生活に根ざしていて、実用的であること」をキーワードに、店主の森洋美さんが商品を選ばれています。農薬や添加物を使わない安全安心で、価格も納得ができる食品、肌にも環境にもやさしい自然原料から作られた石けん、洗剤など毎日の生活に欠かせない日用品、自然派化粧品、思わず手に取りたくなる、かわいい服や雑貨などのフェアトレード商品、お気に入りの一点ものがきっと見つかる作家さんの商品・・・などが並んでいます。また、店内のカフェでは、ネパリのスパイスを使ったカレーランチや、近郊農家でとれる旬のおいしい無農薬野菜を中心にしたランチなどが食べられます。生活に必要なものが一通り揃っているので、食品のリピーターのお客様が服を買われたり、雑貨を見て楽しんでいるうちに、石けんや洗剤なども環境に配慮して選ぶようになったりと、無理なく自然に楽しみながら、生活が変わってくるお客様もいらっしゃるそうです。
 「お店を始めてあっという間に3年がたちました。ごはんをおいしかったと言ってもらったり、イベントでお客様と一緒に興奮して楽しめたり、そんな空間を作れた時にやりがいを感じます。健康や環境にいいことを、楽しんで続けられるようなお店を作っていきたいです」という森さんが選び抜いた商品の数々。お気に入りのものと出会いに、訪れてみてください。

支援する側に立ち、社会参加!
フェアトレードショップ
ドリーム


ドリームのメンバー。左から、吉川あゆみさん、野々垣幸恵さん、吉田祐昭さん。

代表: 郷内稔
〒450-0003
愛知県名古屋市中村区名駅南1-20-11
NPOプラザなごや1F
Tel/Fax:052-586-1159
(2008年3月移転予定)
Open:12:00〜16:00 定休:日曜祝日
http://plaza.rakuten.co.jp/npo1999dream/
dream758@mail.goo.ne.jp

  NPO法人ドリームは、脳卒中障がいの方々の生きがいづくりを目的とする小規模作業所です。始まりは、1999年6月。障がい者4名とボランティアとで喫茶ドリームを開きました。コーヒーは、ネパリのコーヒーです。今では、16名の脳卒中障がいの方たちが交代で、マスター、ママとしてコーヒーを淹れています。コーヒーの淹れ方はしっかり勉強しました。
 ドリームのもうひとつの柱は入口横にあるミニショップ。障がい者の作品とフェアトレード商品を販売しています。「働き盛りで脳卒中になり、これまでできたことができなくなり、人の支援を受けるようになった障がい者にとって、フェアトレードで支援をすることは大きな意味がある」と、ドリームの人々は考えています。ネパリの商品も雑貨や食品を中心に扱い、お客様にフェアトレードについて説明できるよう勉強も怠りません。ショップを担当している3名は、週2回集まって、在庫確認や商品選びのミーティングを行っています。永年のボランティアNさんやスタッフと共に、ネパリのカタログを見ながら、どれを仕入れようかと賑やかなのは、もっぱら若い女性のお二人。男性お一人は、それを静かに見守りながら、売り上げの入力やチラシ作りなど着々とこなしています。
 ドリームでは、情報発信にも力を入れています。情報誌「一歩いっぽ」は企画、取材、執筆、編集まで、障がい者自身が全行程をこなしています。また、リハビリ専門学校や介護教室での講師依頼にも積極的に応じています。「福祉まつり」などのイベントには、ミニショップと喫茶で出店します。そうして想いを発信するうちに、失語症で話せなかった人が話せるようになり、下ばかり向いていた人が自信を持つようになっていくのが、スタッフにとっても大きな喜びだそうです。
 ドリームは2008年3月に移転をします。この取材の時にはまだ場所も決まっていませんでしたが、どんな店になるのか、ミニショップのディスプレイをどうしようか、と皆で楽しみにしていました。

アートを味わえる、隠れ家
茶房じゅん


店の玄関で出迎える萩原淳子さん。

店主: 萩原淳子
〒477-0031
愛知県東海市大田町寺下53
Tel/Fax:0562-32-1826
Open:9:00〜17:00 定休:水木曜
http://www.geocities.jp/ranti1953

  名鉄太田川駅から徒歩約10分、弥勒寺の手前の路地を入ったところにある「茶房じゅん」。店主の萩原淳子さんは、ご自分の趣味のパッチワークや、2人の娘(姉の知子さんは絵、妹の薫さんは木工)の作品を展示する場を作りたいと、10年前に自宅の敷地内にギャラリー喫茶を建てました。
 店内は、作品を見渡せるシンプルな木のつくりで、テーブルには、野の花がさりげなく飾られ、作品を引き立てています。ギャラリーの展示は2週間交代で、無料で場所を提供しています。口コミで広まり、2009年の予定まで埋まっているほど人気です。同じタイプの作品が続かないように、気をつけてスケジュールを組んでいます。萩原さん自身も、新しい作品が並ぶたびに楽しんで鑑賞し、「すっかり目が肥えました」と笑います。
 カフェのメニューは、コーヒー、紅茶、ジュース、ケーキなどがあり、抹茶も人気です。コーヒーは、開店当初からネパリ・バザーロのものだけを扱っています。大手メーカーのコーヒーではないコーヒーを探していた時に、娘の薫さんが高山の宿、力車イン(注)で知ったと紹介してくれました。萩原さんもすっかり気に入り、建築中の大工さんにも太鼓判をもらって決めました。フェアトレードコーヒーと知らずに飲むお客様が多いのですが、おいしさからファンが増えました。ネパリの商品の常設はしていませんが、カタログでの注文を受けています。
 今、薫さんは高山でkochi(注)という自分たちの木工作品を中心としたクラフト雑貨店をパートナーと経営しています。日帰りできる距離なので、お店を紹介しあったり、刺激しあったりして、互いに応援者であり、よきライバルのようです。
 隠れ家のように落ち着けるお店で、作品を眺めながら、ゆっくりコーヒーをお楽しみください。


藍音
店主:鈴木佐知子
〒440-0833
愛知県豊橋市飯村町西山25-118
Tel&Fax:0532-62-0625
Open:10:00〜17:00
定休:水、金曜
http://www.tees.ne.jp/~aine/
「あ!いいね(藍音)!」と言える事を一つひとつ一緒に育てるお店です。フェアトレードの商品を扱っています。


One Love
代表:竹内杲子
〒443-0011 愛知県蒲郡市豊岡町下前田37-1
Tel&Fax:0533-67-4422
毎月第3土曜日に、豊橋市の「絵本専門店TapTap」にて、商品を販売しています。週末のイベント出店等でフェアトレード品の紹介、販売をしています。やさしい物、人、事との出会いを通して共生を探っています。



ロハスガーデン フェアリンク(Fair-link)
店主:ギリ悦子
〒442-0801 愛知県豊川市上野1-25ポカラ内
Tel&Fax:0533-85-8517
Open:11:00〜22:00 (15:00〜17:00休憩)
定休:火曜
ネパール人の夫とネパリレストラン「ポカラ」とフェアトレード&エコ雑貨店「フェアリンク」をしています。レストランではオーガニック&ナチュラルなものを中心に体にも心にもやさしい味!!雑貨は地球にもやさしいもの!!


ことりや
店主:佐々木小織 
〒442-0855 愛知県豊川市新栄町3-22さかえや本店内
Tel:090-1097-7996 Fax:0533-87-3238
Open:10:00〜18:00 定休:水曜
1902年創業・御菓子処さかえや本店の一角にあります。食品・小物・手作り品を主に扱っています。いらした方にあたたかい気持ちになっていただけるようなお店を目指しています。


知的障害者通所授産施設
社会福祉法人さふらん会 ヨナワールド
代表:佐藤康光 
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄5丁目21-9 
Tel:052-251-4778 Fax:052-251-4772 
Open:10:00〜16:00(オーダーストップ)
定休:土、日曜、祝日
障がいのある人達と共に、ダンボールなど廃材を使った製品、ケーキ、陶芸、下請けの仕事をしています。1階にコーヒーショップとギャラリーがあり、ネパールコーヒーをお客様のご注文を受けてから、手挽きをしてお出ししています。


(有)チャパカ(chappaqua)
店主:鈴木健
〒464-0076 愛知県名古屋市千種区豊年町17-18
Tel&Fax:052-711-7432
Open:11:00〜18:00
定休:第2・4土曜、日曜、祝日
スマイル&サスティナブルをテーマに、フェアトレード商品・エコ雑貨・リサイクルなど持続可能な未来のために、小さく・ゆっくり地域で活動しています。ぜひお立ち寄りください。


天然酵母パンの店ファミリエ
代表:水谷美一
〒476-0011
愛知県東海市富木島町前田面26-4
Tel&Fax:052-603-8818
Open:10:00〜19:00
定休:日曜、第2・4月曜
http://www6.ocn.ne.jp/~familie/
自家製天然酵母、国産契約栽培小麦、自家石臼挽き全粒粉、伊豆大島産自然海塩等の素材にこだわり、安心・安全なパンを作っています。パンの他にコーヒーや紅茶やカレーやヘナ等フェアトレード商品を販売しています。

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