シルクスクリーンのプリント布のお話
アシュラムのプリント工房


左:シャラダ・マハラジャンさん(31歳)
右:ラクシュミ・タパさん(32歳)
どんな仕事も、いつも笑顔で頑張る2人。


シャラダ・マハラジャンさんは8年前、マハグティでシルクスクリーンプリントのトレーニングを5人で受けました。終了後、皆仕事に就きたかったのですが、注文があまりなかったので、彼女しかアシュラムでの仕事を得ることができませんでした。ただ、その後プリントの仕事はほとんどなく、洗濯や掃除など、雑用を引き受けながら、肩身の狭い思いで通っていました。
 2007年1月。1年後の発表に向けて新しいプリントデザインをオーダーしました。それ以来、より良いプリントができるように、アシスタントのラクシュミさんと2人で、試行錯誤しながら頑張ってきました。今は2人でプリントをしていますが、近い将来、シャラダさんが、たくさんの女性たちを引っ張りながら、活気溢れる雰囲気の中、色鮮やかなプリントをしている様子が目に浮かびます。
 ラクシュミ・タパさんは、7年前からアシュラムで仕事をしています。話すことができない息子のためにも、夫と力を合わせて、もっともっと働かなければと言います。これまでの主な仕事は、アシュラムで織った布を洗ったり、干したり、アイロンをかけることでした。シルクスクリーンプリントをするのは初めてでしたが、シャラダさんに教わりながら努力を重ねています。



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