ネパリ・バザーロがゆく
2007〜08年冬
こんなイベントに行って来ました。


「神戸阪急百貨店フェアトレード・クリスマスフェア」


神戸市 神戸阪急百貨店
フェアトレード・クリスマスフェア
11月21日(水) 27日(火)
発展途上国の貧困問題等に以前から関心をもたれていた担当の川畑滋彦さん。百貨店という様々なお客さまが訪れる場所で、ネパリ・バザーロ(以下ネパリ)やフェアトレードの活動を広めたいという想いから、フェアを開催されました。ネパリにとっては初めての関西の百貨店への出店でした。開催中は、スタッフの村井杏子が、商品を手にされる方々に一つひとつ生産者の想いを伝えました。フェアトレードを知り、商品の背景に想いを馳せてくださる方でフェアは盛り上がりました。

藤沢市
「てつろう Winter Concert 2007」
11月23日(金)
地元湘南や東京を中心としたライブ活動や、ラジオのDJで活躍する「てつろう」さんのコンサート会場で出店販売しました。ミュージシャンの中村まきこさんの紹介で知り合って4年、今年で3回目の出店でした。歌を通して環境問題などをソフトに、草の根的に世の中に発信し続け、癒しを与えてくれるてつろうさん。爽やかな、やさしい歌声で、会場は和やかな雰囲気に満ちていました。

藤沢市 藤沢市立南台中学校
フェアトレード出張授業 
12月11日(火)、12日(水)
2006年に引き続き2007年も、卒業を控えた3年生5クラスを対象とした出張授業を行い、副代表の丑久保完二とスタッフ高橋百合香がお話をしました。自分の進路で頭が一杯になる時期ですが、ネパリがなぜフェアトレードの活動を始めたのか、ネパール現地の生活の様子、フェアトレード商品の背景などの話を聞く中で、自分と社会がつながっていることを少しでも感じるきっかけとなったことでしょう。

鎌倉市 アースママショップ
「ヘンプ・アロー・コットンの暖かな世界」
12月15日(土)
環境と人に優しい天然素材の魅力を伝えようと、鎌倉市の自然食&フェアトレードショップ「アースママショップ」が展示販売会とミニ講演会を鎌倉芸術館で開きました。ネパリ代表の土屋春代が服の生産者のこと、これまでの経緯や想いなどをお話しました。たまたま通りかかった方たちも天然素材とフェアトレード商品の醸し出す暖かな雰囲気にひきこまれて入場され、ゆっくり楽しまれていました。

横浜市 かながわ自治体の国際政策研究会
「自治体におけるフェアトレードの取組みの可能性と展望」
1月23日(水)
「あーすぷらざ」にて、自治体がフェアトレードに取り組むことの意義や可能性、その展望について考えるセミナーを、神奈川県県民部国際課が事務局となり実施しました。対象は、自治体職員が中心です。基調講演に長坂寿久氏(拓殖大学国際学部教授)、その後のパネルディスカッションに、北澤肯氏(フェアトレードリソースセンター代表)、井上礼子氏(NPO法人アジア太平洋資料センター理事)、そしてネパリ副代表の丑久保完二が加わり、とても内容の濃い、魅力的なセミナーとなりました。現在、世界が最優先で取り組んでいる環境破壊と貧困問題、自治体開発協力の意義と役割、フェアトレードの目的と効果、そしてフェアトレードの世界市場、日本市場に言及し、具体的な取り組み事例と提案が明示されました。参加は、遠く神戸、飛騨高山からもあり、年齢層も若い方々が目立ちました。「フェアトレードが平和教育に寄与できることを知った意義は大きい」「自分の住む地域でもフェアトレードを広げようと運動しているが苦労している。今回の動きは感動的」「商店街活性化に役立てたい」など前向きな意見が多く、具体的な政策に反映できると確信された方もいらしたようです。自治体が主体的にかかわったセミナーとしては全国初の試みとされ、その意義はとても大きいと感じました。

横浜市 神奈川県立神奈川総合高校
ワンコインコンサート
2月10日(日)
毎年神奈川総合高校有志が「あ〜すプラザ」のホールでコンサートを行い、その収益でカンチャンジャンガ紅茶農園の子どもたちへの奨学金支援活動を行ってきました。今回は、午前中は貿易ゲームや環境を考えるオリジナルのワークショップ、午後はコンサートを開催しました。貿易ゲームでは丑久保完二が、ネパール現地の様子、なぜフェアトレードが必要なのか、奨学金支援活動とどうつながっているのかなどお話し、参加者の方とも活発な交流ができました。

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