ネパリ・バザーロ(以下ネパリ)がサヌ・バイさんに出会い、仕事をお願いするようになってから、
もう10年がたちました。お父さんも、そのまたお父さんも鋳物職人で、15歳のときから仕事を学び始め、
もう40年以上になるサヌ・バイさん。洋銀細工はとても難しく、一人前になるには時間がかかります。
「一本作るたびに鋳型を取り直すのはとても手間がかかりますが、これがずっと私たちのやってきた
方法なので、これからもずっとこの方法で作り続けます」と、サヌ・バイさんは静かに言います。
作業の中で一番難しいのは、型取りと流し込みだそうです。型が細部まできちんと取れたか
確かめられるよう、強い光が差し込む朝8時から12時くらいが仕事がしやすい時間帯です。
毎日のように停電もあり、仕事が思うように進まない時もあります。
それでも、「とにかく、仕事があることがうれしい。ネパリは継続的に注文をくれるので、とても助かります。
他の仕事がない時は、ネパリの商品を少しずつ作っておきます。また注文が来るのが分かっているので」と、
作りためたものを、そっと見せてくれました。
「ネックレスを作ったら、セットでピアスも作らないとね!」というサヌ・バイさんの願いも叶い、
ついにピアスが新登場です! ↓ ↓