NEWS フェアトレード海外事情
「繁栄と持続」:フェアトレード


 「繁栄と持続」と題して、フェアトレードの役割と期待に関する記事がネパールの新聞、THE RISING NEPAL(1999年10月15日)に掲載されました。
注:2000年8月にもKathmandu PostとKantipurに紹介されています。

 海外から多くの援助がなされているにもかかわらず、なかなか生活は向上しない。特に、小規模生産者、農民には行き届かない現状にあって、その最も弱い人々に関心を寄せ活動しているフェアトレードに焦点があたりました。
 現地で、ハンディクラフトを中心に、遠隔地も含めて活動しているFTGN(Fair Trade Group in Nepal)、ネパールで唯一NASAAというオーストラリアのオーガニック認証機関から認定を受け、FLO(Fair Trade Label Organization)からの認定も受けて生産しているKTE(Kanchanjangha Tea Estate)、そして、日本のネパリ・バザーロが紹介されました。

[参考]
FTGN:ネパールのフェアトレード団体がフェアトレード推進のために組織したネットワーク。サナ・ハスタカラ、マハグティ、KTS、マヌシ、など、ネパリ・バザーロと古くから取引があります。
KTE:ネパールで唯一つ、オーガニック紅茶を生産している農民による共同組合組織。日本ではネパリ・バザーロが協力しています。


IFAT(International Feberation For Alternative Trade)

 IFATは、47ヶ国125団体からなる生産者と購入者組織が共に加盟する世界でただ一つの組織で、その特長を活かしてフェアトレードを力強く推し進めています。そして、貧しく圧迫されている開発途上国の人々の生活改善のために、様々な諸問題を共に考え解決を目指して取り組んでいます。
 このほかにも輸出入に直接関係しない団体やプレスなども、IFATの目的に賛同する団体、及び個人であればオブザーバーとして(投票権なしで)会議に参加することができるようになっています。
 より世界的な視野でフェアトレードを推進するため、ネパリ・バザーロは1998年1月よりIFATのメンバーとして活動しています。

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