現地の生活の向上を目指して絵本作り(レプチャ民話)

 「大空へのみち」


ネパールの子どもも大人も、日本の子どもも大人も、そして、世界中で楽しめるようにつくりました。
ネパール語、英語、日本語の三カ国語で語られるレプチャの民話、どうぞ、お楽しみ下さい。

民話収集:サパナ・シャルマ
挿絵  :スニタ・ラナ
翻訳  :ネパリ・バザーロ
     ベルダレルネーヨ
発行  :ネパリ・バザーロ

東ネパールのイラム地方に、ひっそりと暮らすレプチャという先住民族がいます。多様な民族が暮らすネパールで、わずか4,000人のレプチャ民族は、かつて独自の言語、文字、宗教など豊かな文化を受け継ぐ民族でしたが、現在は厳しい生活をしています。
ルーツは、日本人とも中国人ともいわれ、以前、言語学者の間で議論になったこともある、話題の民族でもあります。
私たちは、レプチャの子どもたちの教育の現状を調査、研究していた、サパナさんという教育の専門家と出会い、レプチャの人々の厳しい暮らしを知り、何ができるだろうかと考えました。まず彼らの背景を知るためにも、レプチャに伝わる民話を集め出版することにしました。
そして、このプロジェクトは、民話集作りを通じてレプチャの文化や暮らしを深く知り、彼らの生活向上につながる仕事づくり、フェアトレードに発展させたいと考えています。

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