みんなで考えよう! 21世紀のあり方とフェアトレード

21世紀は人類が生き残るために解決しなければならない多くの課題を私たちに提示しています。
その中心課題は環境と貧困。その解決に向け、フェアトレードの取り組みも必要とされています。

フェアトレードに未来はあるか?

昨年のフェアトレード・デイは、5月4日でした。国際フェアトレード組織連盟IFATの働きかけで世界同時に行う史上初の出来事でした。私達も、5月4日の映画鑑賞、5月26日の学習会、ディベート形式によるフェアトレードを考える企画を実施しました。宣伝をあまりしなかったにもかかわらず、多くの方に参加していただき、有意義な時間を過ごすことができました。

手漉き紙とフェアトレード

神奈川県立地球市民かながわプラザと共催で、今年もネパールを通して国際理解、国際協力を考えるネパール・デイを9月29日に開催しました。紙の生産者シャンティ・チャダさんをスピーカーに、ネパリ・バザーロ代表の土屋春代が通訳兼コーディネータを務めました。

コピラ(ネパール語子ども向け新聞)

2002年10月11日記事より
コーヒー、紅茶、ハンディクラフトで、ネパリ・バザーロが現地のテレビや新聞で紹介されたことは幾度かありますが、今回は、一昨年と昨年に発行した絵本が紹介されました。書評の後半をご紹介すると、「このお話はとても興味深く、ためになります。印刷もとても綺麗です。ネパール語、英語、日本語で書かれていて、ネパールの民話を世界に紹介するのにとても役立っています。でも何故か、本の価格がどこにも書かれていません。」

縫製技術トレーニングの実施

2002年は、6月と12月に、マヌシ、マハグティ、コットンクラフトを中心に、縫製技術向上と品質向上に向けて、専門家によるトレーニングを実施しました。現地で働く人の個性、作業環境を見ながら、依頼している服のパターンを使いながら行うトレーニングはとても実際的で有効です。縫製学校では習えないプロのノウハウに接して、皆毎日大きな期待を寄せ、真剣に学びました。

レプチャのニュース雑誌で絵本紹介

(レプチャバイリンガルニュースマガジン)
       2002年6月発行記事より
インドのカリンポンは、レプチャの人々の文化維持活動が盛んです。そのカリンポンのレプチャ協会の総書記、リャンソン・タムサンさんが、文化交流を目的に、2002年5月にネパールのイラムを訪ねました。遠方の村にも行き、まだ、レプチャの言語、文化が生きていることを知りました。又、私たちの活動による3ケ国語翻訳による絵本を見て、大変素晴らしいとコメントしています。

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