ベルダレルネーヨのお便り最新情報

ペラデニヤ大学医科歯科病院 久田智子(スリランカ)



 通信16号と17号で、「4度目の村訪問記」を書いてくれた久田智子が、現在、スリランカにJICAの短期派遣技術者として滞在しています。この度、向こうの様子を電子メールで知らせてくれましたので、一部紹介させて頂きます。

 今、私はペラデニヤ大学医科歯科病院の手術室に勤務しています。ここは、私の他に9人の手術担当の看護婦がいます。今年の6月17日に赴任して以来75回の手術を担当しました。しかし、問題は山積みです。一番大きい問題の一つは、看護婦不足です。何度か12時間以上に及ぶ手術となりました。ですから、皆、手術を終えるまで長時間働くことになります。そして、翌日も普段通り働かざるを得ません。幸運なことは、皆、それでもいっしょうけんめいに働いてくれることです。おかげで、私も元気に、そして共に信頼しあいながら働くことができます。

 言葉といえば、看護婦たちは、あまり英語がじょうずではありません。彼女らは、普段、シンハラ語を話しています。患者もそうです。ですから、私はシンハラ語を勉強しなければなりませんし、看護婦のみなさんはいっしょうけんめいに私に言葉を教えてくれています。お陰で、シンハラ語で上手に数えることができるようになりましたよ。
 また、仕事のこと、日常生活のこと、色々お知らせしたいと思います。

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