料理講習会

高橋純子


 12月の料理教室には、年の瀬にもかかわらず、21名の申込みがあり、スタッフがワクワク待受ける中、19名の方が参加され、いつもの地球市民かながわプラザを使用して開かれました。先生は、ネパリ・バザーロの直営店ベルダのスタッフで在日10年のマンディラ・シュレスタさん。ネパールの伝統的な手作りおやつに挑戦しました。
 5〜6人のグループに分かれ、先ずはレシピを見ながら料理を始めました。チームワークが出来あがりを左右するとあって、皆さん真剣でした。先生のマンディラさんは、各グループを回っては、時々デモンストレーション。「ヨーモリのゴマあんのたれ具合は・・・、かぼちゃの水気はよく取って」と、きめ細かいアドバイスが入りました。ユニークな形のヨーモリを蒸し器に入れヤレヤレ・・、蓋を開けてビックリ。皮が破れ、ゴマあんが外に。「大丈夫、お腹に入れば同じよ」と、慰め合う姿もまた楽しかった。「ヨーモリは、病気の夫に食べさせようと、妻が心を込めて作ったのが始まりです。」マンディラさんのお話しに耳を傾けながら試食の一時を過ごしました。美味しい!紅茶のお代わりも相次いで、別れが惜しい12月12日の夕暮れでした。
【メニュー】
@ヨーモリ:冬至の満月のお祭りで食べる蒸し菓子。今回はゴマあんで。
Aサモサ:スパイシイな野菜を餃子の皮で包んで揚げてお手軽に。
Bハルワ:かぼちゃの生地をココナツで飾ります。
Cフルーツヨーグルト: ネパールのスパイスを効かせて。
D無農薬紅茶:香りを楽しみました。

【サモサの作り方】(ネパリ・バザーロのベジタブルカレーと市販の餃子の皮で作る簡単サモサです)
@フライパンに油大さじ2を温め、みじん切りの玉ねぎ100gを炒め、塩小さじ2で味付け。ガラムマサラ以外のスパイスを加えます。
A荒くみじん切りにしたニンジン50gを加えて炒め、@火が通ったら、小口切りにしたニラ1/2把と、ガラムマサラを加えます。
B蒸して皮をむきつぶしておいたジャガイモ250gを加えて火を止め、冷まします。
C餃子の皮で三角に包んで、油で揚げます。

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