KTE奨学金とその後
ジャリーナ・シュレスタ/土屋完二

 厳しい生活苦から紅茶農園に活路を求め、新たに流入してきた生産者の子どもたちを主な対象とした、福祉プログラムである奨学金は、昨年の4月から始まり、まずは、141名に対して支給しています。
 どの学校が良いか、適性などをみながらのリスト作りから始まりました。農園とその周辺地域では良い評価を頂いているようですが、その結果を問われるのはこれからです。制服を着た子どもたちの中にも、知っている子がいます。「あれー、これがあの子?」と、そのしっかりした顔つきに驚いたり。
 この奨学金の原資は、農園、神奈川県立総合高校のワンコイン・コンサート・スタッフ(2年間)、そして、残額を私たちネパリ・バザーロで支援しています。静岡県にあるお茶の郷博物館でも、先日実施したフォトコンテスト入賞作品で作ったカードの販売収益から応援してくださっています。
 現地モニタリングは、3月中旬に予定しています。フィンランドとアメリカのフェアトレード団体と農園を訪問する予定で、その際に、モニタリングも行う予定です。この支援は、反政府勢力(マオイスト)側からも評価されていると聞いていますが、武力衝突と不穏な動きだけは早くなくなって欲しいと願っています。