お洗濯について
ネパリ・バザーロの衣類には、手織りや草木染めの服、完全に脱脂をしきっていない手編みのウールのセーターなどが数多くあります。一点一点、手づくりの商品なので、大事に扱って、長く着て頂けたらと思います。そのためにも、頻繁な洗濯、洗濯機、多量の石けんや洗剤のご使用はおすすめできません。本来、日常の生活の中でつく軽い汚れや汗などは、水か30℃以下のぬるま湯で洗うだけで十分落ちます。また洗濯後、多少の色落ちや風合いの変化は避けられません。大切な衣類と相談しながら、愛情をこめて、洗濯をしていただきたいと思います。
お洗濯のポイント( 全商品共通)
・ 基本的に手洗いをおすすめしています。
・ 色落ち、色移りの可能性がありますので、単独洗いをしてください。
・ 洗う時にはこすったり、強くもんだりしないでください。
・ 洗剤を使う場合は、蛍光増白剤の入っていない洗剤をご使用ください。衣類全体が十分水に浸ったら、
よく溶かした洗剤を加えてください。
・ つけ置きは、決してしないで下さい。
・ 洗濯機で脱水する際には、ネットに入れて、ごく短時間(20 秒くらい)にしてください。
・ 干す時は直射日光が当たらないようにして形を整えて干してください。
・ ハンガーに干すと伸びる恐れのあるものは平らなところで干してください。
- 竹布の製品について
・ 着用時やクリーニングなどの摩擦により、毛羽立ちや、毛玉ができることがあります。
・ デリケートな素材ですので、極度な力が加われば、縫い目が開いたり、目寄れ(糸がずれて、生地の目が開く)する性質があります。着用の際、摩擦・突起物には気をつけて、ひっかき傷や穴を作らない様、ご注意ください。
・ 吸水性に優れているため、水を通すと丈が10%程縮むことがあります。水洗いをされる場合は、洗い・すすぎ・脱水までをできるだけ短時間(1~2分以内)で行ってください。乾燥機の使用はお控えください。竹は抗菌効果があるため、頻繁に洗わなくても衛生的にお使いいただけます。
・ 水に濡れた時は繊維が弱くなりますので、強く絞ったり、伸ばしたりしないでください。
・ サイズや風合いをより保つためには、信頼できるクリーニング店に、天然繊維製品であることを伝え、ドライクリーニングとご指定ください。
- 草木染めの製品について
草木染めは摩擦や日光、酸やアルカリに弱く、石けんでの洗濯は色があせたり変化する恐れがあります。中性洗剤をお使い頂くか、石けんの量を控えめにしての洗濯をおすすめします。また色が変わる事も自然の証としてお楽しみください。他のものに色が付かないよう洗濯の際にはお気をつけください。
- 紙布製品について
紙布は大変デリケートな製品です。上記の「お洗濯のポイント」に加えて、さらに以下の点にも注意をしながら、丁寧にお取り扱いください。
・ ボタンを留めて形を整え、水で優しく手早く押し洗いをしてください。
・ つけ置きは、決してしないでください。
・ 脱水は、必ずネットに入れて、洗濯機で3分程脱水してください。
・ 形を丁寧に整えて、平らな所で陰干ししてください。ハンガー干しはお避けください。
・ 乾くのに多少時間がかかりますが、風通しの良いところに干し、乾燥機のご使用はお避けください。
※強撚糸のため、水に浸けると縮みますが、元のサイズに合わせてやさしく広げて干して下さい。着ているうちに、体になじんできます。
- 柿渋染めの製品について
上記の「お洗濯のポイント」に加えて、さらに以下の点にも注意をしながら、丁寧にお取り扱いください。
・ 脱水は、必ずネットに入れて、洗濯機で5~6分程しっかりと脱水してください。 絞れるほど水分が残っていると、乾かす時にラインが出やすくなってしまいます。
・ 干す時は、風通しのよいところで、できるだけ広げて、布が重なる部分が少なくなるようにしてください。
生地の表面についている黒っぽい粒々は、コットンの中に残ってしまった種の殻や、葉や茎のかけらなどです。どうしても全てを取り除くことができずに、糸を紡ぐときに混入してしまいます。この粒々は、漂白したり、化学薬品を使用していない、安全の証です。
ご使用上の注意
ネパリ・バザーロの天然素材の衣類(草木染め、化学染料)は、化学薬品などを使用しての色止めなどは行なっていませんので、日焼け、水濡れ、汗、摩擦などで、色落ち・色移りする可能性がございます。また、バッグや雑貨なども同様に、色落ち・色移りの可能性がございます。ご使用の際は、十分お気をつけください。また、直射日光や蛍光灯の長時間の照射により、色あせすることがあります。
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