東日本大震災の支援

2011年3月11日14時46分頃発生した、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0
という大地震と、その後に襲来した千年に一度といわれる巨大津波は東日本の太平洋側、約500キロに及ぶ沿岸地域の多くの尊い命を奪い、家屋や工場、船などの財産を瓦礫に変え、未曾有の傷跡を残しました。被災地域が広域なので、家族、親戚、友人知人がその地に住むという方も多いと思います。私たちの食生活を支える農産物や海産物、企業の生産活動に必要な部品やプラスチック容器、紙製品などしばらく手に入りづらかったものもたくさんあり、東北の果たしてきた役割の大きさを思い知らされました。さらに起きた福島原発の大事故。収束の目途が立たない現実は、これまでの安全神話を崩し、謳歌していた便利で豊かな生活がどれほど危うい土台の上に築かれていたのかを教えてくれました。 日本に住む全ての人が何を心の拠りどころにしたらよいのか途方にくれているように感じます。
 “国民の生命と財産を守ってくれる国”、“迅速に対応できるシステムの整った国”だと少しは信じていたものが、政府は機能せず、集まった多額の義援金も遅々として届きません。そんな中、あまりに凄惨な現場、甚大な被害に時としてひるみながらも、震災直後から多くのボランティア組織や個人が危険も厭わず、身銭を切って精一杯活動を続けています。金銭の多寡ではなく、強い想いに駆られたそれらの活動に触れた被災地の人々は、立ち上がろう、前進しようと誓い、笑顔を向けてくれます。

ネパリ・バザーロの取り組み

■炊き出しと物資支援(3 月27日6ヶ所)
■プロジェクト支援 
  1)古民家再生プロジェクト  
  2)お花畑プロジェクト…仮設住宅に花を植えるためプランターセット200 セット支援。
 釜石支援
■生活基本セット支援…生活セット237 セット、組布団206 組、衛生セット120 セット
■日帰り温泉ご招待(5 月29 日、7月3日、8月21 日)
■学校支援…北上町の小学校に体操服上下&ジャージ上下20 人分、
 赤白帽180 個、普段着80 着支援
■文具支援…市役所に各種手続きや相談に来られる被災者の方たちへ文具提供
 石巻支援
 陸前高田支援
■在住外国人旅費支援…フィリピン女性2 人、子ども3 人、
 中国人女性1 人の一時帰国費用支援。
■プロジェクト支援…仮設住宅の野菜栽培支援。野菜用プランター78 個等支援。
■介護予防のための様々な体力測定器具支援 
■今後の支援予定…障がい者施設のデイサービス再開支援。
■老人介護NPO 法人再開支援…システムキッチン2 式、大型冷凍冷蔵庫3台、
 洗濯機2 台、電子レンジ3台等電気製品、ベッド7 台、組布団7 組支援。
 東松島支援
詳しくはホームページをご覧ください。

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