ネパリ・バザーロがゆく
2007年夏

自治労横浜緑支部
「グローバル化と私たちの暮らし〜フェアトレードを考える」
6月1日(金)
昼休みを利用して、国際協力について学ぶ勉強会が開かれました。ネパリ・バザーロ(以下ネパリ)のボランティアスタッフ魚谷早苗が、集まった40名ほどの職員にフェアトレードやネパリの活動を紹介し、毎日の買物が目指す社会への意思表示になるとお話しました。フェアトレードをご存知の方は少なかったのですが、ネパリの雑貨や食品の販売に、多くの方が関心を示してくださいました。

有楽町阪急催事
「ソトコトサスティナブルワールドフェア」
6月6日(水)〜6月19日(火)
1Fイベントスペースにて、昨年も好評だったネパールカレーなどの食品や雑貨の出店をしました。フェアトレード、エコ関係のお店も多数出店し、おしゃれで洗練された、人や環境を考慮した商品を購入しようとたくさんの方が来店されました。リピーターの方やフェアトレードに関心の高い方も多く、活動が着実に広まっていることを感じました。 

パルク自由学校連続講座
「連帯経済─共生と地域自立をめざして」
7月5日(木)
第5回目に、ネパリ代表土屋春代が「フェアトレードを通じた南の人との連帯」というテーマでお話をしました。利益を優先しがちな巨大企業がフェアトレードのラベルを戦略面から商品に貼る今。フェアトレードも中身を厳しく問われる時期にさしかかっています。目指すべき真の連帯とは何か、15年間のネパールでの活動で培った生産者団体とのつながりをお話しました。参加者の男女の比率は半々で、年齢層は様々でした。具体的な質問も多く出て、これから、それぞれの関わり方で実行に移してもらえればと思います。

フェリス女学院大学
「未来を創るフェアトレードの活動紹介」
7月9日(月)
約200名の学生が参加する中、ネパリ副代表丑久保完二がお話をしました。現地の取組みの様子を映像で紹介しながら、ネパリが目指すフェアトレードの活動をお話しました。始めたきっかけや、継続してきて良かったことは何かなどの質問も出ました。講座終了後、話に感銘を受けた数名の学生たちが、自分たちも何かできることをしようと起ち上がりました。今後私たちとどのように連携を組みながら進めていくことができるか、新たなつながりが生まれました。

なごや環境大学教育講座・未来塾
「国際協力と地域をつなぐ環境」
7月14日(土)
連続講座の5回目、最終回に「ネパールに息づくフェアトレード」というテーマで「フェアトレードショップオゾン」(P120参照)の杉本皓子さんと共に、ネパリスタッフの高橋百合香がお話しました。台風が接近し、大雨にもかかわらず約40名の方が興味を持って参加され、質問もたくさん出ました。フェアトレードを勉強している学生、フェアトレードショップのオーナー、ネパールに行ったことがある方など、自分にできる方法で、愛知にフェアトレードを根付かせようと頑張っている方々の、熱い想いを感じました。

ap bankフェス’07
7月16日(月)
今年で3回目となるap bank主催の野外コンサートに出店しました。台風の影響で1日だけの開催となりましたが、音楽を通じて環境問題に関心を持った参加者の方々へ商品を通してメッセージを伝えることができました。またフードエリアの「kurkku kitchen」では、今年もネパリのスパイスを使ったキーマカレーが好評だったようです!

かながわ女性センター
「国際協力の分野での働き方」
7月25日(水)
県立大清水高校で開かれた中高生チャレンジ支援セミナーで昨年に引き続き「国際協力の分野での働き方」と題して、土屋春代がお話しました。夏休みにもかかわらず20数名が県内各地から集まりました。将来、国際協力分野で働きたいと燃えている中学生、高校生、フェアトレードへの理解を広めようと既に活動している高校生、教師と共に様々な国際問題を学ぶ生徒らからの活発な質問を受けつつ、あっと言う間に2時間が過ぎました。

サウスウインド
「広げようフェアトレード・育もう地球愛〜ネパールからの風にのせて〜」
7月28日(月)
フェアトレードショップ「サウスウインド」の3周年を記念したワークショップで、実際に現地での活動の生の声を聞きたいと、丑久保完二が呼ばれ、熱心なお客様、ボランティアの方々が参加する中、映像を駆使しながらネパールでの活動をお伝えしました。参加された方々から、実際にネパールに行ったかのような気になる、最高の内容だったと、うれしい感想を頂きました。「フェアトレード」を中心に国際問題について語り合い、これから私たちにできることは何かを皆で考えました。

松坂屋銀座店催事
8月1日(水)〜8月7日(火)
1F婦人小物フロアにて、紙布の服などの衣料品、雑貨、食品の出店をしました。夏休み中の開催もあって、全国各地から、そして海外からのお客様も多く立ち寄られました。フェアトレードという言葉は知らなくても商品を手にとって気に入ってくださる方が多く、また商品購入後に関心を持たれたお客様からのお問合せもあり、うれしかったです。商品を通じて活動を伝えるいい機会となりました。

大地を守る会
「ネパール料理教室」
8月12日(日)
地球市民かながわプラザにて、「大地を守る会」がネパリのスパイスを使った3回目の料理教室を主催され、私たちも協力しました。メニューはチキンカレー、シーフードカレー、オクラのサブジ、フルーツヨーグルト、さっぱりした水出しコーヒー。ネパリのスパイスに以前から興味を持っていたという方も多く、夏休み中の小学生も含む21名で賑やかな調理となりました。食事の後には、ネパール語指導のため日本にお招きしたサパナさん(P107参照)に、ネパールの子どもたちの教育事情をお話し頂きました。また、ネパリの紅茶やスパイスを栽培しているカンチャンジャンガ紅茶農園での奨学金の状況を、映像を交えて報告しました。

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