- 仕事の機会創出による自立支援と共に、緑豊かな地球環境を次世代へ。
厳しい生活に苦しむ国の人々や、国内の社会的に立場の弱い人々の仕事の機会を作り、自立を応援するもの作りは、有機農業を促進し、燃料や資源を大量に使わぬ生産、身近な天然素材を原料とする小規模な手工業を目指すことにより、生産者の環境と生活を守ります。
仕事を得た人々は、収入を得て、社会とつながり誇りを取り戻し、自立をしてその人らしく生きていくことが可能になります。
又、消費する側の意識を改め、浪費を防ぐことにつながります。環境破壊を招くふたつの大きな要因、南の国の貧困と北の国の浪費を共に見直す時がきています。生産過程で極力無駄を出さず、作り過ぎず、長く愉しんで使うという生活は、生産者、消費者双方の環境を守り、緑豊かな地球を将来の世代に継承することができると信じています。
天然素材で、肌に優しく着心地の良い服。心地良さとシルエットを追求した立体裁断パターンで、着る人の体に自然にそうようデザインしています。 原材料を育む人から、紡ぎ、織り、染め、裁断、縫製、ボタンの製造など、多くの人が仕事を得ることができる服作り。一人が一着を縫い上げることで、作り手も一生の技術を身につけることができます。
ヒマラヤの大自然の中、環境に配慮した伝統的な農法で育まれた、豊かな香りと深い味わいのコーヒーや紅茶、スパイスやハーブ、はちみつなど。作っている人の顔が見えて、安全、安心の美味しさ。奥地の村人たちにとって、貴重な現金収入となっています。
東北の豊かな自然に育まれ、丹念に作られた食品は、本当に美味しい。震災の痛手を乗り越え、誇りを持って生産されています。私たちの食卓を支えています。
ネパールでの長年の経験をいかし、地元の素材を活かした商品の製造販売による地域復興を目指した『椿油プロジェクト』。岩手県陸前高田市で、に開設した「製油工房 椿のみち」で、国産藪椿の実を一つひとつ選別し、中の黄色い実だけを生しぼりにしています。この“生しぼり椿油”に加えて、ワカメエキス（宮古市田老）、自根きゅうりのエキス（陸前高田市）、ゆずの種子エキス（大船渡市）、海塩（九戸郡野田村）、米エタノール（奥州市）などに、ネパールのはちみつも加えて作った自然派化粧品シリーズです。
沖縄に新たな産業を興し、障害のある方や一般就労が難しい方々に仕事の機会を生み出すことを目指す沖縄カカオプロジェクト。まずは『Bean to Bar』で、南インド産オーガニックカカオ豆を輸入し、沖縄でチョコレートなどのカカオ製品を作ります。更に目指すのは、沖縄でカカオの木を育てるところからチョコレート製造まで一貫して行う『Tree to Bar』です。
