奨学生バガワティさんとスバラさん(2017.12.29-5)

7人兄弟の4番目のバガワティさんと5番目のスバラさんは共に農業コースで学んでいます。毎朝4時に起きて、授業は6時から12時まで。元々は教育コース希望でしたが、早く技術を身につけ、村で仕事を得られるようにと、元奨学生で准獣医として活躍している長兄のラクシュミ君のアドバイスで進路変更しました。
実家は紅茶農園のあるフィディムのメイン道路から2時間歩く山奥のラニタール村。2014年に父親が亡くなりました。スバラさんに「農業の中で何に興味がありますか」と尋ねると「稲作です。お米を栽培できたら母を支えられるから」と。高地で寒冷、平地がない紅茶農園では稲作ができません。母親の限られた収入で米を買うことは厳しかったことでしょう。早く仕事を得て、母を少しでも楽にしたいという気持ちが伝わってきました。

 

 

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