《奨学生のモニタリング ネパール7日目》

奨学生のモニタリングのため、東ネパールのインド国境の街ビルタモードへ。
まずはニルマラさんが働く病院に行きました。奨学金で学んだ後、病院でボランティアとして働き、認められてスタッフになってから5年がたちます。たくさんいる兄弟の面倒をみるため、1日2シフト頑張って働いてきました。努力が認められ、実力もついて、今は新人を指導する役割だそうです。1シフトは現場をマネージし、1シフトは自ら看護にあたたっています。
カンチャンジャンガの麓の街、フィディムからさらに奥地の村で育ったニルマラさん。幼い時に病院で働くナースに憧れたそうです。今は村で暮らす家族や親戚、知人から、体調が悪いと電話がかかってくるそうです。アドバイスして、皆の役に立てるようになったことが嬉しいとおしゃっていました。
仕事を通して自信がつき、堂々と輝いている様子はとても誇らしかったです。働く女性のモデルとして、奨学生にとっても貴重な存在です。

弟のラジャン君は、コンピューターサイエンスを学んだ後、ラジオ局で働き始めて3年、ようやく会いに来ることができました。14時から19時まではラジオ放送中のコンピューターや音量調整などを任されています。その他の時間は外に出て、ニュースを探したり原稿を作ったりしているそうです。まだ幼かったラジャン君が立派な青年になっていて、嬉しいびっくりでした。

さらに弟の二ディナット君は、獣医学を学び、今は獣医として村々を回っているそうです。3年たつそうです。

奨学金がなかったら、まず進学できなかった若者たち。貴重なチャンスを必死の努力で自らつかみ、後に続く若者たちに道を拓いてくれました。

皆様にご支援を頂き蒔いた種が、確実に芽を出しています!!本当にありがとうございます!

カテゴリー: 活動 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です