《キサン奨学生のホームビジット ネパール7日目》

サビタ・キサンさん(22)のご自宅を訪ねました。生活が厳しく、9歳頃からようやく学校に通い始めましたが、途中通えない時期もありました。何とか卒業し、自力でカレッジに進学しようとしたところ、友人からネパリの奨学金のことを聞いて連絡をくれました。今は私たちの奨学金で教育を学んでいます。

お父さんは病気で働けず、貧しいため病院にも行っていません。お兄さんは1年前に病気で亡くなられました。お兄さんも、病院に行けなかったそうです。

わずかな土地は、元々ジャングルだったところを祖父の代に開墾したものです。自分の土地ではないので、何かあったら立ち退かなければなりません。 竹を編んだ壁でとても簡素な家で、特に雨季は衛生状態が劣悪だろうと思います。

父のデムナさん、母のバビンさん、亡くなった兄の妻スニタさんと息子2人の6人で暮らしています。スニタさんの仕事と、サビタさんのアルバイト、そしてキサン民族の生活向上のために政府から出るわずかなサポートが収入源です。

私たちの奨学金の現地コーディネーター・バラットさんは、奨学生の中で一番厳しい生活環境だといいます。(さらに厳しいため学力が追い付かず、進学を諦めざるを得なかった女性はいます) しっかり学んで仕事を得て、貧困の連鎖から脱して欲しいと願います。

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