国内フェアトレード

1960年頃まで、OXFAMの生産者支援プロジェクト、オランダの反自由貿易運動などが、1960年代に入り、”NO AID BUT TRADE”の概念が国連で採択されなど公平貿易の芽が出て来ました。ヨーロッパを中心とした第3世界ショップの広がりの芽も、この頃に出来ています。そして、オールタナティブトレード(もうひとつの仕組み、やり方を指向する貿易)として広がり、1990年代は、フェアトレードの生産者もバイヤーも多く生まれた年代です。そして、よりビジネスとしてしっかり実施していく機運が出来上がり、その差別化の意味も込めて、フェアトレードという言葉に変化して来ました。そこから、提携型、認証型の多くの形態をもつ活動が生まれましたが、また、国内フェアトレードという概念も生まれ、IFOAM傘下の認証機関がそれを認定する基準(FairTSA)まで生まれるようになって来ました。
ネパリ・バザーロでは、東日本大震災支援に取り組むなかで、この必要性も同時に感じるようになり、現在進行形で取り組んでいます。

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