ネパリと一緒にずーっと続けていきたい (6/21)

rネパール報告2002 ウールンガーデンの新しい工房です。長いお付き合いのある生産者から独立して、ラヘシュさんが一人で始めた工房です。今ニッターさんは100人。パタンの小さな部屋を4部屋借りていて、ディーパックさんという若い男性と一緒に、女性たちに可愛がられながら、きちんとするところはきちんとして、うまくマネージしているようでした。
 とにかく、工房には笑い声がたえませんでした。一人で編んでると眠くなって進まない、みんなと一緒に話をしながら編んでると、手もどんどん進むと言って、楽しそうに編んでいました。ラヘシュさんの人柄に、皆信頼してついていっているんだと思います。工房で皆が色んなおしゃべりしながら、楽しそうに仕事をしている時が、一番嬉しい、と言っていました。
 今まではオーダーを受け取って、渡すだけだったが、工房を開いてからは、糸の調達、染め、ニッターさんへの仕事の割り振り、不良率、コストも計算してと何でもできるようになった。色んなことを知ることができた。自信がついた様子が伝わってきました。最初はお金もなく、まずは200kgのウールを買ってスタートしたそうです。
 ネパリは自分にとって最初のお客様で(初めて春代さんを見かけた土曜日のことを良く覚えていて、熱く語ってくださいました。)、これまでずーっと続いていて、これからもネパリと一緒にずーっと続けていきたい。一緒に仕事ができることが、本当に嬉しい。これからも共に続けていけるように、一緒に考えながら進んでいきたいです、と何度もおしゃっていました。長く続いているバイヤーも他にもいるが、一緒に話をしたり、笑ったり、こんな関係はネパリだけ(ヨイショ、ヨイショ!)と大事に思ってくださっています。

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