ヌチドゥタカラの家・カレンダーより

8月の言葉
戦争は、支配者、権力者、
財閥とその手先によって準備されます。
これらの階級の人々は戦争が起きても
戦場に行って殺したり
殺されたりすることはありません。
従って戦争の残酷非道な惨状や不幸の体験をしておりません。
戦場に引き出され、戦死、餓死、戦病死、虐殺され一生悲観にくれ苦悩するのは、私たちと私たちの家族である事が分かりました。
そこで私たちは、戦争に反対して平和運動に立ち上がらなければならないと思いました。
但し口先だけでいくら叫んだところで強い権力の座にある戦争屋に勝つことはむつかしい。
戦争反対は、生活の中から始めなければならない。
戦争屋の喜ぶことはしてはならない。
彼らは私たちの分裂、ケンカを喜ぶでしょう。
消費は美徳に踊らされて貧乏するのも喜ぶでしょう。
不規則な生活をして病弱になることも喜ぶでしょう。
時間を無駄にして勉強をしないで無知になるのも喜ぶでしょう。
(1979年世界宗教者平和会議によせて)
引用:「命こそ宝 阿波根昌鴻から平和へのメッセージ」
(2005年映像文化協会作成)
阿波根昌鴻さんをはじめとする、伊江島土地闘争を闘った方々が撮られた写真と、高岩仁さんらが撮られた写真に、阿波根昌鴻さんの平和へのメッセージが綴られています。
共に学びましょう。
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