ネパール大地震被災の様子 (2015-6-5)

Ｒoさんが支援に行っていたドラカの奥地の様子は、近々、ご報告できる予定です。昨日晩に、町まで戻りましたが、インターネットのネットワークがなく、電話での情報です。その間、現地の教会ネットワークを中心としたボランティア活動を組織するRaさんから、ヌワコットの森林地帯にテントを張って避難生活をする皆さん約200世帯の様子の情報が届きました。4000m以上のヒマラヤがそびえる山岳地帯ラスワから来ている皆さんです。流石に、シートのテントはあるものの、政府系の援助がほとんど届いていません。先日もお伝えした、雨季対策のRs.15,000/-も手にできず、住宅再建支援金2ラーク(8月末から9月初めに支給される）の話どころではない状況に置かれています。その原因は、身元証明がないからで、その証明を得るためには、この避難している地域から更に車で３時間は少なくともかかります。道は地滑りで、実際には困難です。まだまだ、先がみえない所が多く点在しています。写真左から４人目がRaさん。