≪ネパール、ロックダウン解除は延期、そして、ネパール大地震より5年≫

ネパールのロックダウン解除は、5月7日まで延期されることとなりました。国際線・国内線の運航停止は、5月15日まで延期です。紅茶やコーヒー、そしてスパイスやはちみつ、衣類や雑貨など…ネパールの生産者の元でスタンバイしています。再開を願うしかありません。 2015年4月25日のネパール大地震から丸5年がたちました。未だ復興途上のネパールに、このような困難が降りかかるとは…

町では、人々が身を寄せ合って、支え合って暮らしています。地震で家が壊れたものの、建て直すお金がなく、応急処置のまま暮らしている方も多くいます。奥地の村々では、未だ避難キャンプで暮らす方々、壊れた家で凌いでいる方も…中には、政府からの支援金で家を建てられた方もいらっしゃます。しかし、自分の土地でなければ支援対象にはならないため、地震前から住む場所がなく、行きついた地で生活していた方々には支援金が届きません。支援金を得るか、住処を失うか・・・苦渋の判断で、壊れたままの家をトタンの屋根で覆って暮らされているのです。衛生的な水も手に入りません。自然災害も、感染症ウィルスも、公平ではありません。元々あった社会の不平等を、さらに拡大します。そして、私たちの便利な生活も、不平等な誰かの犠牲の上になりたっています。

私たちは、ネパールや東北、沖縄での仕事づくり・商品づくりを通して、社会の不平等な構造に気付き、私たち一人ひとりが変わるきっかけになればと願っています。ネパール大地震から5年、そして新型コロナ感染症拡大の今、人の尊厳が守られ、誰もが幸せに暮らせる社会の実現のためにできることを、一つひとつ積み重ねていきます。

Slow, Small, Sustainable with Smile ^^
笑顔で、小さく、ゆっくり、続けること。

美味しい、楽しい、気持ちよい商品を、日々の暮らしに取り入れて頂けましたら、嬉しく思います!

http://verda.bz

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