卒業生&奨学生を訪ねました!report1 12/26-27 @Birtamod – Damak – Biratnagar

フィディムにあるカンチャンジャンガ紅茶農園で働くワーカーの子どもたちの専門教育支援を始めて15年。多くの皆さまのご支援のおかげで、着実に成果が出ています!
26日から27日、奨学生や卒業生に会いに、インド国境沿いのタライ平野に行ってきました。嬉しいご報告がたくさんあります!ゆっくりレポートしていきますね。
写真はチャンドラカラさん(21)。
実家はフィディムからさらに山をこえた奥地の村ナンギンです。
7人兄妹の5人目。お父さんが早くに亡くなり、お母さんが女手一つで育ててきました。あまりに生活が厳しいので、私たちは7人それぞれに奨学金支援をしてきました。
チャンドラカラさんは卒業後、カトマンズの病院で2年働きました。カトマンズは実家からとても遠いので、ビルタモードゥで仕事を探して、2ヶ月前に小児科専門の病院にオープニングスタッフとして採用されました。カトマンズにいたときは3ヶ月ほど養護施設でも働いていたそうです。子どもたちとの写真を嬉しそうに見せてくれました。
お母さんは、貧しいながらも近所の子どもたちの面倒をよくみていたそうです。その姿をみて、自分も人をケアする仕事をしたい、ナースになりたいと小さな頃から思っていたそうです。
夢をかなえたチャンドラカラさん。長いお手紙をくださいました。幼いときに父を亡くし、大変な境遇だったけれど、ネパリの支援のおかげで教育を受けられ、自立して強く生きることができたと、何度も感謝の気持ちをのべてくださっています。
夜勤前に会い、チャイをごちそうしてくださいました。とても美味しかったです。
最後に『お父さんを思い出します』とつぶやかれました。
チャンドラカラさんが生き生きと働く姿は、フィディムの子どもたちにとって、素敵なロールモデルになることでしょう。私たちにとってもたくましく生きている彼女を誇りに思います。
これからもずっとずっとずっと、応援していますよ。
皆さまのご支援に心から感謝いたします!
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