福祉プログラムを支えるサポート会員の声 (vol.31)

 毎号カタログでご報告をしている福祉プログラムに必要な支援金の大きな部分はサポート会員の方々からの会費が活用されています。4、5年の長期間に渡り、会員登録を継続して応援してくださっている方も多く、スタッフ一同励まされています。
 昨年末、サポート会員の方54名にアンケートをお送りし、25名の方からお返事をいただきました。お忙しい中、丁寧にご記入いただき、ありがたく1通1通を拝見しました。お寄せいただいたお声の一部をご紹介させていただきます。

◆ネパリ・バザーロの活動を知ったきっかけは?

友人の紹介、フェアトレード店で見かけて、本屋でカタログを見つけて、新聞記事で、イベントで・・・と様々でした。学生時代に研究テーマだった、学園祭で出店をしたという方もいらっしゃいました。

◆活動の中で特に興味を持たれている部分は?

「生産者と密接なつながりを持っていること」「現地の文化や技法を活かし、かつマーケットに通用する質とデザインの商品を企画から携わっていること」「丁寧に手作りし、大切に販売していること」を評価していただいていました。そして、「わかりやすく魅力あるカタログを作り、現地の生活や生産者の声を消費者に詳しく伝えるよう努力している」というお声もありました。奨学金やセービングファンドなどの福祉プログラムにも多くの関心をいただいていました。

◆ネパリ・バザーロの活動について、もっと知りたいことは何ですか?

商品に関しては、「ひとつひとつの商品がどのように開発されているのか」「クッキーなどを作っている福祉作業所の皆さんの様子や声」「いろいろな壁に直面したときにどう乗り越えたのか」「村の様子や女性たちの立場」などがあげられていました。また、「福祉プログラムのさらなる詳細や巣立った若者たちのその後の様子が知りたい」という声に加えて、支援を受けている子どもたちの絵日記というアイディアや、ネパリの数年後の未来予想図という声もありました。

◆他にも支援活動をしていらっしゃいますか?

被災地へのカンパ、ユニセフなどへの寄付、絵本を送る運動、ネパールやバングラデシュの女の子へのスポンサーシップなど、社会活動をしている方が多く、障害者支援、フェアトレード店の経営、ソーシャルビジネスを仕事にしている方もいらっしゃいました。

◆スタッフへのメッセージ

「手書きのメッセージをありがとう」「力強いパワーをもらっています」「周りに伝えていくことで、ネパリとつながっていると感じています」「同世代のスタッフが誇りと信念を持って取り組む姿に刺激されます」「カタログや商品を手にすると、ネパールの方達と確実に繋がっていると実感できます」という嬉しいメッセージをいただきました。また「頑張りすぎないようにしてください」「健康を大切にし合ってください」という温かなお気遣いもいただきました。

【写真説明】奨学金を受けて楽しそうに勉強している紅茶農園の子どもたち

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