第11号−2
もくじ
◆ナマステ!
◆活動のご紹介
◆モーニング・スター・チルドレンズ・ホーム訪問記(その2)
◆ビシュヌホームとブワン君・ミラちゃんのこのごろ
◆リタちゃんも元気です
◆ホームの子どもたちの生い立ち
◆ネパリ・バザーロからのお便り
◆ネパールからたくさんのお便りが・・・
◆ご寄付ありがとうございました
◆編集後記
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◆ネパリ・バザーロからのお便り
土屋春代
皆様お元気ですか。いつも応援していただき本当にありがとうございます。おかげ様で8月からいよいよ5年目に入ります。
今回もオーダーしていたもののチェックや新製品の打ち合わせなどで出かけ、たくさんの生産者やフェアトレードを行うNGOの人たちに会ってきました。そして感じたのは、政治の混乱が続いたり、ネパールルピーの価値が下がり、輸入原材料が高くなってしまうなど困難な状況にある中で、フェアトレードの団体は着実に力をつけ伸びているということです。
就業のチャンスの特に少ない女性たちに技術指導をして、その能力に応じた仕事を分け、伝統もしっかり残しつつ新たな分野にも挑戦しています。
そのようなフェアトレードの団体の中で主だった7団体が4月からネットワークを組み活動を始めました。情報交換や研修、イベント企画などに協力しあい、さらに大きくして雇用機会を広げようとしています。ネットワークでは先輩のバングラデシュに5月始めに3名の代表が勉強に出かけました。
7団体の一つサナ・ハスタカラとは5年の付き合いになり、設立7周年を迎えたサナから“古い得意先”と親しみを込めて呼ばれるようになりました。事業が軌道に乗り、念願だった独自のプロジェクトにも着手しようとしている今年、初めて機関誌を出すことになり、記念すべきその第1号の裏表紙に取引先を代表してネパリ・バザーロからのメッセージを書いてほしいとの依頼を受け、完二さんが寄稿しました。サナはとてもしっかりしたNGOで、女性3人男性4人の専従スタッフで運営しています。設立時に開業資金の援助をユニセフから受けたものの、2年目から援助を断って独立し、ゆっくり確実に足元を固めてきました。現在96グループの生産者(その90%が女性)から、手織りシルク、パシミナのショール・スカーフ、木綿の袋物や手編みセーター、ブロックプリントのクッションカバー・ベッドカバーなどを仕入れ、常設店舗で販売したり外国へ輸出したりしています。年間売上高は日本円にして1400万円弱(うち32%が輸出で68%が国内)で、収益の20%を生産者のトレーニングや財政援助・村の開発などに当てています。
ネパリ・バザーロも年々仕入額を増やし、サナの輸出額の3割近くを占めるようになりました。小さな生産者グループが多く、しかもすべて手作業なので短期間の大量注文には対応できないサナに「ネパリ・バザーロぐらいが丁度良い」と妙なほめられ方をしています。多品種・少量を半年前ぐらいにオーダーするので作りやすいようです。お互いに約束を守り信頼関係が深まり製品の質も格段に良くなってきました。
サナは今後、自前のワークショップを開き、独自の製品作りに取り組み、トレーニングセンターや新店舗も作る計画があります。「ますますネパリ・バザーロの助けが必要です」とマネージャーのチャンドラさんはその大きな瞳でジッと見つめニッコリ笑うのですが“助け”とはフェアトレードの場合“買う”ということですから、うっかりつられてニッコリ笑って「頑張ります」とは言えません。日本でもっともっと販売力をつけないことには引き受けられないからです。
最近は日本もお金や物を気前良くプレゼントするサンタクロースになるより、対等な友人として貿易で協力を・・・という考えに共鳴してくださる方達が増えてきましたから、一人でも多くの方達に製品のご紹介をしていきたいと思っています。ヤルッキャナイ!!デスモノネ〜〜。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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◆ネパールからたくさんのお便りが・・・
今回ネパールを訪問したメンバーの春代さんに託して、ホームのビシュヌさんや子どもたちからメッセージが届いています。ビシュヌさんからは、春代さんの訪問や、今後の訪問予定を歓迎し、私たち会のメンバーの健康を祈ってくださる暖かなお便りでした。
ブワン君とミラちゃん二人の学費を支援しているバルナムーナからもお手紙を頂きました。校長先生と担当の先生からは、二人が楽しく元気に過ごしていることを知らせてくれるお便りでした。二人とも学力も向上し、楽しく暮らしているとのこと。家庭を離れて寄宿舎に暮らす二人を先生方は暖かく見守ってくださっています。ブワン君とミラちゃん自身もお手紙を書いてくれました。前回頂いたお手紙は、お手本の文章を写したのかな???と思わせるものでしたが(それでも充分嬉しかったですけれど)、今回は英語もさらに上達したようで、とてもしっかりした文章で、生活ぶりを書いてきてくれました。5月末に1学期のテストがあって、6月末には1週間の夏休みがあるそうです(夏休みは短いけれど、秋のお祭りの時期には1ヶ月のお休みがあります)。「一生懸命に勉強して試験頑張らなくちゃ!!」と二人とも意気込んで書いてくれていますが、家に帰れる夏休みがとても楽しみなことと思います。
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◆ご寄付ありがとうございました
大槻田鶴子様、みどりの学校様、沢田勝代様、瑠璃門様、高木添子様 │・・・その他、ネパリ・バザーロの販売活動にご協力いただいている多くの方々に深く感謝いたします。
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◆編集後記
今回ホームの子どもたちの生い立ちに触れ、現実の厳しさに胸が痛くなる思いでした。しかし彼らの受けた心の痛みを癒してくれるようなホームの温かさに改 めてビシュヌ御夫婦の人柄の偉大さを感 じました。(智子)
ビシュヌホームの活動を多くの人に理解してもらい、夫妻にかかる負担をもっと軽くしていける方向にもっていけたらと思います。(サマル)
8月にカトマンズのビシュヌさんのホームを訪れる予定です。いつもは予定におされて慌ただしい滞在なので、今回はゆっくじっくりと子どもたちやビシュヌ夫妻と過ごしたいと楽しみにしています。(早苗)
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