ヌワコット被災者キャンプ、2回目の訪問(2015.6.17)

1家族に2本のミネラルウォーターと、汲んできた水を飲める水にする薬を届け、使い方の説明をしてきました。2本のペットボトルは、浄水剤を入れるための容れ物として差し上げました。1リットルの水に1錠入れて使うので、1リットルの目安にペットボトルを使うためです。まず、そのままミネラルウォーターを飲んでいただき、空にしてから容器として使います。

錠剤を入れてから、30分は置かないと飲めません。ボトルが1本だけだと、全部飲みきらないと次のお水が作れません。直ぐに錠剤を入れても30分のタイムラグが生まれます。それで2本にしました。420本のミネラルウォーターを買いました。東日本の物資支援を思い出します。

そして、薬のある2カ月の間に安全な水を継続的に得られるように、様々な団体に働きかけて欲しいとお願いしましたが、とても心配です。何か手立てを考えなければ・・・

昨日持参した子ども服を、皆、早速着ていました。新品を袋から出して着て、とても喜んだそうです。上下セットになったお出掛け服を着て、「学校に早く行きたい!」と言った子どもたちもいたそうです。

小さな子たちが行く学校が通える範囲になく、教育委員会の配慮で授業のためのテントを張り、ゴルカから教師を一人招き、授業を受けられるようにしたそうです。対象の子たちは60人もいます。狭いテントですから何回も交代するのでしょう。

高学年の子たちは地域の学校に行っています。ただ、制服を持っていないので、「おまえたちの来る所ではない。来るな!」と、嫌がらせをされているそうで、制服を支援してもらえればとても助かると言われました。

小さな子たちも、テントの仮設学校であっても、制服を作ってもらえたら喜ぶと遠慮がちに言われ、今、するべき支援と判断し、直ぐに手配しました。高学年の子たちも小さな子たちも制服が揃い、元気に学校に通って欲しいと思います。黄色のテントは仮設学校で、その前に立っている方が先生です。

 

カテゴリー: 活動 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です