石巻から鳴子温泉への招待企画が始まりました。石巻からは、予定の８時より早く出発したとの一報が入りました。石巻の人は朝が早いとのこと。やや慌てながら準備に入った私たちですが、公民館が予定より30分早く開き、とても助かりました。更に鳴子公民館から、このような被災地支援の企画は大崎市の方針で、無料で貸し出すと嬉しいお話も頂きました。ネパールカレーは大好評で、余分に炊いたご飯がなくなり、急遽、ご飯を炊いたほどでした。この次は、自分たちで料理をして食べて欲しいと、参加された人々から声が上がりました。参加者の方々お互いに津波経験、その後などをお話になりながら、これからを大切に生きていこうと話されていました。「息子がまだ見つからず、毎日泣いて暮らしていたけれど、誘われて温泉に来て、本当によかった。気持ちが安らぎました。これからは泣かずに暮らせます。また、何かあったら誘ってください」との声も頂きました。ここまで心を開くには、かなりの時間がかかったそうです。ベトナムの方で日本で結婚されて住んでいらっしゃる方もお子様と共に参加してくれました。雄勝(海の津波と川から溢れた水の挟み撃ちで壊滅状態になった場所）に住んでいて家が流され、Ｓさんのお店の近くに避難して来られたのがお会いするきっかけとなりました。温泉は苦手と、料理の方では、作る所から後片付けまでお世話になりました。最後に、参加者の皆様から鳴子こけしを頂いてしまいました。お気持ちとして、ご支援頂きました多くの方々を代表して、有り難く頂いて参りました。ご報告致します。次の温泉企画は、7/3(日)を予定しています。
関連ブログ：
おいものせなか
水織ゆみ１
水織ゆみ２
