≪希望の牧場 @浪江町・福島県≫

福島第一原発から14キロのところで、被爆した牛たちと共に生きられている牧場主の吉沢正巳さんを訪ねました。
牛たちは、餌をたっぷり食べて、太陽の光を浴びて、闊歩しています。その上には、福島幹線とよばれる、福島原発と東京を結ぶ高圧線がはられています。
吉沢さんのお父様は、満蒙開拓団として満州に渡られ、敗戦によりシベリア抑留。帰国後、国内開拓、そして原発事故による全町避難。国策により、何度も何度も大事なルーツを根こそぎ奪い取られました。
「ふくしま・考える人の駅 希望の牧場」の看板が新たに設置されていました。
「“希望”とは何か」と問われます。「絶望的に思える状況の中で、与えられるものではなく、自ら希望は何かを考え続け、その実現に向けて行動し続けることが、“希望”なのではないか」と。
共に学び、考え、明るい未来に向かって舵を切っていきましょう。次世代のため、戦争の時代、原発の時代を終わらせるのは、今を生きる私たち一人ひとりの責任であることを、改めて突きつけられました。
★牛たちの命をつなぐため、寄付を募られています。ご覧ください。
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