韓国のフェアトレード事情 (6/12)

韓国のフェアトレードがうまく離陸できないでいた頃、Beautiful Store、fair Trade Korea / KWEN (Korea Women’s Enviroment Network),U Film productionのフェアトレードが成功裡に推移するきっかけとして、ネパールコーヒーの紹介、現地へのガイド、アイディアの提供、韓国訪問とセミナーの開催、韓国メディアのネパールでの案内、説明協力などを通じて、ネパリ・バザーロは、その起ち上げに積極的に協力してきました。BSは、韓国では、大手デパートでも扱われるようになり、そのトップもソウル市長を務めるような状況になり、大手企業、有名タレントも応援しています。それに伴い、大手デパートがBSのフェアトレード商品を扱うニーズが増え、FT市場も広がっています。又、協同組合でのフェアトレード導入も活発になって来ました。韓国の農家、消費者数で最大のHansalim(日本でいう生活クラブのような組織)はまだ参入していませんが、売上でトップを誇るI-coop、売上規模では3番手でありながら、自前のフェアトレード専門会社(AP-NET)を持つDure coop(オールタトレードと結びつきが強い)などが、その存在感を増しています。今回は、そのHansalimに席をおく翡(Bey:ビー)さんが、ボランティアで私たちの団体に定期的に来てくれていますので、彼女の紹介をしたいと思います。
Q1:何故、私たちのような小さな組織にボランティアで来たとのですか?
A1:KWEN(女性連帯)(後に、Fair Trade Koreaを立ち上げた)で働いていた時に、そこは、小さなNGOでしたので、ボランティアの手を必要としていました。ボランティアは、限りがあり、責任に欠ける所があるので実情は大変なようでしたが、それでも、必要性がありました。ネパリ・バザーロも小さいと思ったので、働いて、少しでも協力になればと思いました。
Q2:そのきっかけはなんでしたか?
A2:ネパリ・バザーロが、韓国のフェアトレード起ち上げに協力してくれて、春代さん、完二さんのことをもっと知りたかった中、日本に来る機会を得たからです。オールタトレードやネパリ・バザーロを初め、日本のフェアトレードの動きをもっと知りたいのです。
Q3:ビーさんの所属しているHansalimは、まだ、フェアトレード商品を扱っていませんね?
A3:韓国で生産者と消費者数では一番手の生協であるが故に、取組には慎重です。ただ、私の立場は、将来に向けた準備ですので、もっと実情を知り、その時に備えたいと思っています。
Qe:ありがとうございました!

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