マハグティとは20年以上のお付き合い。これまで支え合ってきた大切な仲間です。
マハグティは、インドのマハトマ・ガンジーの愛弟子・トゥルシメハール氏が作った、行き場のない女性たちが暮らすアシュラム(シェルター)から始まりました。
そのアシュラムがあったインド国境に近いジャナカプールは、激しい男女差別が根強く残る地でもあります。厳しい生活を強いられてきた女性たちが、チャルカを回し糸を紡ぎます。
その糸をマハグティが買い取り、布を織り、服に仕立てた生成りのブラウスを今日は着てきました。身にまとうと、女性たちの誇りに包まれます。人が人らしく生きるため、尊厳をかけて、糸を紡ぎます。
洋服を作った後に残る‘はぎれ’で作ったアイピローはロングセラー。服のオーダーが減ってマハグティが大変だった時、アイピローがヨーロッパのバイヤーの目に留まり、たくさんの注文が入ったそうです。本当に助かったと、とても感謝して下さいます。
ちょうど高校生の仕事体験中でもあり、スニールさんからネパールの女性差別について聞いたのが衝撃だったようです。真面目で感性豊かな高校生の皆さん、「いつか差別のない平等な社会が実現しますように」と言葉を紡いで下さいました。
夜は、横浜の夜景を見ながらお食事しました!
スニールさん、良い旅を!