被災地ラムチェ村(2017.12.24-4)

ウルミラさんにお話を聞かせて頂きました。地震の時は外にいたから助かったけれど、家は全半壊。竹と泥と牛糞で、自力で小屋を作って8人で暮らしていました。

2年半が経ち、ようやく家の建築に入っていました。土台ができつつあり、半月程で完成するそうです。トラが出る地域なので、早く家が完成して、安心して暮らせるようにと願います。

自宅まで水が引かれていて感動しました。地震後、水が枯れてしまったため、毎日3回、1時間かけて水汲みに行かなければならない状況でした。15歳の末娘のマラティさんの仕事だったそうです。私たちの支援で井戸ができ、家まで水を引くことができ、とても楽になったそうで、ほっとしました。皆様のご支援、本当にありがとうございます!!

村全体でも、あちこちで家が建ち始めていて、ようやく次のステージに移ってきた印象です。これからは村人たちが助け合って、順番に建てていくことでしょう。ようやくここまでこれて、前向きな雰囲気が伝わってきました。

ただ、高地で乾燥しているため、野菜もあまり育たず、現金収入の機会はほとんどありません。多くの若者はカトマンズに出稼ぎに行っています。地震前からの厳しい現実は変わりません。

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