マハグティでは、耳が不自由な女性に仕事の機会をと、5名の女性を雇用しています。彼女たちの主な仕事は『アイピロー』。発売から17年がたちますが、いまだ仕事創りに貢献しているアイピロー、とても誇らしく思います。1月3日にソラソティさんにお話を聞きました。
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出身はアルガカンチの村です。学校は6年生まで通いました。27歳の時、知人を頼って一人でカトマンズに出てきました。最初はホテルの調理の仕事に就きましたが、男性が多い職場で働きにくく辞めました。その後知人にマハグティを紹介してもらい、働き始めて10年になります。
マハグティでは女性が大事にされます。とても働きやすく、たくさんの友人もできました。私と同じ耳が不自由な仲間も4人います。現場責任者のチャンドリカさんは手話を覚えてくれました。困ったことがあったらいつも親身になって相談にのってくれます。仕事に不自由はありません。とても楽しいです。
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ソラソティさんは、収入のほとんどを貯金しているそうです。「自分で稼いで、食べていかなければいけません。年をとっても一人で生きていけるように。仕事をしなければ生きていけません」自立心の強い素敵な女性でした。
チャンドリカさんが、私に「仕事」と「愛する、大事にする」という意味の手話を教えてくれました。
少しでも手話を覚えて、次回は直接話がしたいと思いました。
アイピロー
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