≪ネパール大地震被災地ラスワ≫

地震の土砂崩れで村ごと飲み込まれてしまったラスワ。逃げる途中で家族を亡くした方々もたくさんいらっしゃいます。赤ちゃんを負ぶって、子どもの手を引いていた女性に何気なく「子どもは何人ですか?」と聞いてしまったことがあります。彼女は他の子どもを土砂崩れで亡くしていました。

人々は村から離れ、避難キャンプで生活をしています。道もなくなってしまったので、村の様子を見に行くこともできません。現在、村人総出で道を作っているそうです。全て人力。

写真から、元々彼らが住んでいた地が、いかに厳しかったかがうかがえます。村が懐かしいといっても、村に帰って暮らしたいとは聞きません。傾斜も急で、土地も痩せていて作物が実らず、水もない・・・

今のキャンプは道路に面していて、村に比べたら格段に便利です。しかし、生活の糧であった畑はなく、これからどうやって生きていくのか・・・私たちにできることは、見守り続けることです。

 

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