≪6月15日から、ネパールロックダウンは緩和されました≫

しかし、5月末から感染者数は激増しているようです。6月初旬、1日の感染者数が300人を超えたと生産者から電話が入りました。特に増えているのは、インドとの国境沿い一帯です。
感染爆発が起きているインドとネパールは元々フリーボーダーで、人も物も行き来が盛んです。3月末のロックダウン後は国境が封鎖され、大勢のネパールの方がインドに留め置かれていましたが、5月末には帰国が認められ、大勢の方が故郷に戻られました。
インド国境沿いのタライ平野にある大都市、ビルタモード、ビラトナガルは、私たちも毎年訪問しています。特に生活が厳しい少数民族・キサン民族の方々が暮らす地域でもあり、私たちも奨学金を出しています。これから雨期に入ると、衛生状況が極度に悪化します。限られた空間で、大家族が共に暮らしています。
経済活動、社会活動が動き出さなくては生きていかれませんが、同時に人々が感染から命が守られることを願うしかありません。
国際線の運航再開は、7月初めの様子をみて判断されます。7月中には商品が届きますように・・・と祈るばかりです。
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写真の可憐な白い花は、ネパールのシリンゲ村で咲くコーヒーの花です!今、満開です。ジャスミンのような甘い香りが漂っています。シリンゲ村は、まだ守られています。自然はいつも通り美しく、癒されます。私たちのコーヒーは、小さな農家の方々が、それぞれの土地に植えたコーヒーから収穫した実を集めています。人と多様な生き物、自然が共存し、その恩恵を少しずつ大事に頂いています。ぜひ、皆さまも味わってみてください!
ちなみに、コーヒーの花言葉は「一緒に休みましょう」
私たちも、心と体を労わって、ほーーっと一息、休む時間を大事にしましょうね。ビスターレ、ビスターレ(ネパール語で、ゆっくりゆっくり)

2020.6.20

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