卒業生&奨学生を訪ねました!repor4 12/26-27 Birtamod – Damak – Biratnagar

写真は、奨学金コーディネーターのバラットさんも唸るほどの努力家のビマラさん。
学校をトップクラスで卒業後、地元フィディムの銀行で1年働いた後、ステップアップのために学びながら働こうと、ビラトナガルの銀行に転職。朝6時からマスターコースに通い、9時から20時まで働いているそうです。仕事の責任も重く、スピードも正確さも求められて大変、大変、といいつつも充実感が伝わってきます。
実は1年前に結婚されたと聞いていたので少々心配もしていましたが、杞憂でした。学校にも通い、仕事が遅くなる時は彼が職場に迎えに行くそうで、ネパールでは先進的なパートナーシップです。これからも対等な関係を築いていってほしいなと思います。
ビマラさんは4歳の時に実母を亡くし、父と父の姉、新しいお母さん、2人の姉弟、3人の異母妹弟と暮らしていました。食事の準備(火をおこすところから)や家畜の世話など、女性であるビマラさんには家の仕事がたくさんありました。家で自分の時間はほとんど作れず、45分の通学時間に教科書を読みながら勉強していたそうです。
「私たちもしっかり学んで仕事を得て、まずは自立します」と、彼女の話を全身全霊で聞いている奨学生のレッカさんとサクンさん。
ビマラさんの存在が、後輩たちの希望になっていることを誇りに思います!
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