卒業生&奨学生を訪ねました!repor5 12/26-27 Birtamod – Damak – Biratnagar

ススマさんは厳しい環境で生まれ育ち、ネパリの奨学金でスタッフナースのコースに進学。努力を重ねて卒業し、ダマックにある政府系の大きな基幹病院の産婦人科に見事就職しました。
働き始めて8年、毎日40~50人の赤ちゃんが誕生するそうです。それ以外に、深刻なケースが10~15件。ススマさんは責任ある立場で働かれています。貫禄たっぷり!出会った頃は17歳。当時を思い出すと、感慨深いものがあります。
グレサちゃんという6歳になる娘もいて、夫の母親の協力も得ながら、夜勤もこなしているそうです。「毎日忙しくて、休む暇もない!」「大変!大変!」と言いつつも、充実感が伝わってきます。
さらに、嬉しい話を聞きました。紅茶農園があるフィディムには大きな病院がないので、重症の場合はススマさんが勤める病院まで行かなければなりません。村から出ていくのに、バスを乗り継ぎ一日以上かかります。不安も大きいことでしょう。
その際、村人からススマさんに連絡が入ると、ススマさんは適切な科につないだり、お医者さんに症状を伝えたり、薬の確認、診察代の交渉など・・・サポートしてくれるそうで、安心して受診することができ、村人たちにとても感謝されているそうです!!
このような形で村に貢献できていることは、私たちにとってもとても誇らしく、嬉しく思いました。ススマさん、ありがとう!
そして、3~8枚目の写真は現在の奨学生(ホテルの照明がブルーしかなく…怪しい雰囲気ですね(^^;)と、9枚目は卒業生たちと。
支援を終えてもこうして集まってくれて嬉しく思います。卒業後すぐ、親からの強烈な勧めでお見合い結婚せざるを得なかった女性からは、子育てをしながらも諦めず、自分の力で再度進学し、早朝通学してステップアップを目指しているという近況も聞けました。
奨学金支援があったからこそですし、切磋琢磨して共に生きる仲間、応援下さる皆さまのお気持ちがあっての成果と思います。確実に、奨学生が自分の人生を切り拓く力になっています。本当にありがとうございます。
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