ネパール大地震、雨季に向けて(2015.5.20)

ネパール大地震に対するご支援、有り難うございます。第一次支援(今までお付き合いのあった団体、生産者、協同組合、農民を中心)と緊急支援を終えて、雨季に向けた臨時の対応をお願いしている状態で、また、被災の激しい地域への緊急支援も実施中です。お陰様で、テントなど不足していた事態からは脱していますので、雨季に向けた対策、その後の再建の話合いをしています。現地フェアトレード団体のなかには、生産活動と併行してマイクロクレジット貸出による経済的自立に向けた活動をしている組織もあり、その村にいるスタッフの家も壊れていますが、貸出先の皆さんも被災していますので、東日本と同様に、二重ローンの問題が既に課題で、銀行を含めた話合いを続けていらっしゃいます。一方で、簡易的な家の再建の話も、持ち上がっています。ネパール全体を見渡すと、まだまだ大きな問題が山積しています。現地フェアトレード団体を初め、色々な形で支援活動が展開されています。ここに紹介する写真は、山岳地帯の河川流域で地滑りがおこり、土砂が町を流れ込んでいる様子です(ここは、ドラカ地域ですが、このような風景は、一般的です)。この地域はメインターゲットではありませんが、知人を通じて、必要に応じて食料支援などを実施していますが、住む場所の確保が最重要課題であるのは同様です。


地滑りが起こると、空中まで土埃が舞い上がります。これ以上起きないことを願うばかりです。
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