シリンゲ村水道修理(2015.11.8)

悪化の一途のネパール、ネパール大地震で被災した地域だけでなく、被災していない、比較的経済がまわっていた東ネパールも、影響を強く受けています。紅茶やスパイスの運搬も、日々、厳しくなって来ています。「our country situation is not so good」は、日常化しています。インドからのガソリン供給が従来通りに入らないからで、インドからの輸入にたよっている物資、例えば、蜂蜜のビンなども大幅に遅れています。

この状況下、やっと、シリンゲ村の山の上に住むタマン民族の人々(ここを、正確にはバイラトンと言います)の水道復旧のためのパイプ、部品を運んでいます。交通機関も、ガソリン不足からあてにならず、1日で運べるところを、2日かけて、それでも確実ではないなかで運んでいます。まだ復旧できていないわけですが、現地から「ma dhari happy vako cha! Kina vana virabethome ko manca la watar paipe painu vayo ! Nepale bazaro lai dhari thank」(とても嬉しいと伝えたい。なぜなら、バイラトンに住む人々に水を供給するために、水道管や部品を手に入れてくれたからです。ネパリ・バザーロに関係している皆さんに、お礼を申し上げます)一つ実施するのにも、かなり時間を要していますが、それでも進んでいます。

写真は、食糧を避難キャンプに運んだトラック、バイラトン村の仮設小屋、地滑りをおきたシリンゲに至る道、仮修理している水を通しているパイプ。

 

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