トゥリさんの村へ(2016.12.24-2)

子どもたち4人の奨学金支援を続けて来ました。

年長のサリタさん、リタさんは、お母さんの手伝いが忙しく、学校に行かない時期も長くありました。親を説得し、奨学金支援をして、学校に通わせてきましたが、そのお母さんが亡くなられてもうすぐ45日。トゥリさんは涙ながらに話して下さいました。

子どもたちはお母さんの分も頑張らないとと、山仕事に出ていました。私たちも案内してもらうことに。トゥリさんのお宅には何度も来ていましたが、さすがにここまで入るのは初めて。急斜面を駆け上がります。私たちは必死ですが、クリシュナ君、リタさんは軽々。惚れ惚れしました。

その間幾度となく、薪をかついだ女性、大木を運ぶ男の子とすれ違います。こうして薪や竹を裏山から集め、毎日川で洗濯、水汲みが日課です。かなりの重労働。

カトマンズからほんの30分の近郊の村でも、まだまだこのような生活が現実です。

チャンスをつかもうと、諦めずに勉強を続けてきたリタさん。山での真剣な表情は、凛々しく逞しく、いつもと違う一面でした。

彼女の良さが発揮できる仕事に出会い、未来を切り拓いて欲しいと思います。日本のたくさんの仲間と共に、いつも応援しています。

 

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