ネパール、30年ぶりの大洪水(2017.08.18)

今週は、ネパールでも30年に1回ぐらいある大きな洪水が、主に平野部18の地区で発生しました。普段お付き合いのある生産者、奨学生、養護施設には影響は特に出ていませんが、平野部の河川敷にお住まいの方も居り、心配しました。6月中旬から9月半ばまでは雨期で、地滑りは各地で発生しており、コーヒーの村、シリンゲへの道路は寸断されたままです。この時期、体調を崩す方も多く、シリンゲでは、コーヒー組合の代表が手術を受け、メンバーのある奥様は若くして残念ながらお亡くなりになりました。また、この近郊でも、ご主人が亡くなり、18ヶ月の赤子、6才と8才の女児を持つお母様が生活に困り、地域政府の紹介で、上の2人の子がカトマンズ近郊の養護施設MSCCに預けられるということも起きています。現地と話合いながら対応策を練っています。スパイスは、カルダモンとチリの栽培の時期でもあり、悪天候のなか、生産者もがんばっていらっしゃいます。写真は、水害の後の様子(余りにひどい写真は出さないことにしました)、普段の平野部のキサン民族の生活の様子です。

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