沖縄レポート③辺戸岬(2017.8.17)

本部半島から北上し、春代さんから何度も熱く話を聞いていた沖縄最北端の辺戸岬を訪ねました。うっすらと、鹿児島県最南端の与論島が見えます。

1972年以前、祖国復帰を願う人々が年に一度集い、辺戸岬と与論島で松明を焚き、海上で交流していた様子がまざまざと目に浮かびました。祖国復帰の碑に書かれていた最後の文章。心に刻んでおきたくて、何度も読みました。
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・・・しかるが故に この碑は
喜びを表明するためにあるのではなく
まして勝利を記念するためにあるのでもない
闘いを振り返り 大衆を信じ合い
自らの力を確かめ合い
決意を新たにし合うためにこそあり
人類が永遠に生存し
生きとし生けるものが 自然の摂理の下に
生きながらえ得るために
警鐘を鳴らさんとしてある

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帰りの飛行機から、辺戸岬(左、雲がかかっています)と与論島(右)がとてもきれいに見えました。歴史を知り、当時の人々の想いに触れると、景色が全然違ったものに見えてきました。知りたいことがたくさんあります。もっともっと勉強しなければと思います。

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