沖縄カカオプロジェクト~ハルサーを「つなぐつながる」活動記 vol1

みなさん、こんにちは。ネパリバザーロのカタログ季刊誌『つなぐつながる』で、カカオフレンズさんを紹介する連載『虹色の星座』を担当している簑田 理香です。ネパリ会長の土屋春代さんの3月の10日間の沖縄滞在の後半に合流してきました。写真とともに、ミニレポートを数回に分けてお届けします。
インドのオーガニックカカオと沖縄産の黒糖ですすめている沖縄カカオプロジェクト・LISAチョコ。いづれは、カカオも沖縄産で!と夢を掲げて、ご縁ができた久米島とヤンバルの農家さん(畑人:ハルサー)がカカオを育ててくださっています。
今回の春代さんの沖縄滞在の目的の1つは、そんな先輩ハルサーたちと、若いハルサーをつなぐこと。若いハルサーどうしをつなぐこと。私は密かに「ハルハルネットワーク」(ハルヨさん×ハルサー)と呼んでいます。3月6日の投稿でもお伝えされているように、岩手県野田村の山葡萄/山葡萄ジュースの生産者、山口光司さん(27歳)も、春代さんのコーディネートで同行されています。山口さんは、前半では沖縄の歴史について人生の大先輩たちからお話を聞き、基地問題を抱えた現状についても学ばれたそうです。
高校の修学旅行以来、2度めの沖縄という山口さんのノートには、彼が現地で受け止めた、土地と人の歴史の積み重ねがびっしりと書き込まれていました。「なかなかすぐには咀嚼できないですけど・・」と言葉少なに語る山口さん。ゆっくりゆっくりと芽がでる土壌となっていくと思います。平和な社会と、そこに繋がり、それを根として幹として支える農業の大切さ。私自身も、何度も何度も噛み締めていきたいと、改めて思う沖縄滞在でした。
今回の「ハルハルネットワーク」づくりの「その後」は、これからのカタログ季刊誌『つなぐつながる』でも紹介されていくそうですよ。私も今回は『虹色の星座』のインタビュー1本も収録してきました。こちらは秋号に掲載予定とのこと。これからもどうぞ、ネパリバザーロの取組みにご注目くださいね。
写真1枚目)久米島でカカオを育ててくださっている阿嘉茂さんのご紹介で出会った、リナさん(左)。ご両親が営む花卉栽培のお仕事をしながら、有機栽培で、いろんな作物づくりの挑戦も始めています。リナさんの名詞には「はじける農業」のコピーが光っています。野田村の山葡萄農家の山口さん(右)とは同い年!
写真2枚目)久米島の平屋建てのハウスの中には、とてもいい「気」が満ちていました。
写真3枚目)リナさんが、育てているオーガニックのバタフライピー。さやの中には、タネがたくさん入っています。チョウマメとも呼ばれる熱帯アジア原産のマメ科の植物。青紫の花びらを煎じると、きれいな青いお茶に。リナさんは乾燥させ粉末にしています。
写真4枚目)ブドウの栽培にも始めてチャレンジ中。「この新芽のところは、1ヶ月もするほ葉が開きますよ」という山口さんの言葉に、リナさんも一安心でした。
写真5枚目)可愛らしい新芽。
つづく。
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◆レポート全文は、HPでご覧ください!
◆野田村での取組みや生産者さん紹介は、現在配布中の「23号:春カタログ」でお読みいただけます。カタログだけの注文も承っていますので、お手元にない方は、ぜひ、こちらから。
◆2021年の「21号:秋カタログ」の特集は「やんばるのハルサーたち」。お手元にない方は、ウェブサイトでもお読みいただけます。
◆「阿波根昌鴻さんの願い~ハルサーの中のハルサー~
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