ヌワコット・キャンプの水問題(2015-6-30)

トゥリスリに近い所にあるヌワコットのキャンプは、ダディン、ヌワコット、そして地滑りで村を失った中国との国境近隣のラスワから来た人々が暮らしています。どこからの支援も来ていないとの現地情報で、食糧支援から関わっている所です。そして、6月の訪問で水に問題があることが判明して、緊急支援として水の消毒を行い飲み水を確保する薬を配布。その後、スペインの赤十字からも支援が得られ、フィルターを通すことが可能になりました。フィルターの仕様を要求していますが、恐らく、ファイバーと活性炭を使ったものなので、優秀かと思いますが、殺菌面が弱点です。定期的なフィルターの交換も必要です。弱点を補うため、消毒、その後にフィルターをするようにお願いをしていますが、まだ、徹底されているか若干に不安があり、現地とやりとりをしています。農薬もある程度は除去できるそうですが、できれば、もう一段、その効果があるプロセスを入れたいところです。ここに住む皆さんの多くは農民。畑が欲しい、畑があれば自立できるということです。ヌワコットは地元管轄でもあり、近々、他の適地に移動できるかも、との話もあります。雨季に入り、雨水も利用できるので、乾期に備えた対策を考えながら進んでいます。裸足の子ども達を多くみたこともあり、学用品や衣料品、制服支援にあわせて、サンダルも支援させて頂きました。皆さんからのご支援に、とても感謝されています。心よりお礼申し上げます。

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