ヌワコットの被災者キャンプでローカル政府から立ち退きの説明がありました。(2015.9.14)

今日は、ヌワコットとラスワ、帰りにラティマティの被災者キャンプに行ってきました。

ヌワコットでの立ち退き説明は、本日1時から行われました。役人は、「ここを退去するにあたり、何か必要なものがあるか?何でも言ってくれ」とソフトですが、明らかに、ここにいると政府として何かしなければならないので、迷惑、早く出ていってくれ、というものです。

政府を信じて支援を行うことが如何に危険かということです。現在、ここにいる人々は約250世帯で、さらに毎日1~3家族ぐらいのペースで増えています。ともかく子どもが多い。そんな立場の弱い人々によくもそんなことが言えることかと思います。

現地から子ども服のリクエストを受けて、3歳から10歳の子どもたちを対象に、ヌワコット150枚、ラスワ100枚と若干の菓子類を持参しました。日に日に人が増えているので、これでは足りませんでした。冬服と学校に行く時のスクールバッグも検討中です。

ビニールのシートを掛けただけのテントからトタンの小屋になり、ずいぶん良くなったといわれますが、それでも中は家具もなく土の上に毛布を敷いて寝ているようでした。ラスワのキャンプの方は、見せていただいたお宅が、たまたまか、竹で作った寝台が二つありました。家族全員分の寝台は小屋が狭くて置ききれないので、やはり土にシートを敷いて寝ているそうです。早く冬対策をしないとと思いました。

ラスワでは、4km先から引いている水のパイプラインが地滑りもあり壊れて、今日は、男衆は、そちらに行っていました。

カテゴリー: 活動 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です